2010年11月26日金曜日

激動1週間

ブログ更新を怠けていた訳ではないが、この1週間は色々と振り回された。まずは滅多にやらぬ洗車、しかもプロ任せの図。当てにしていた副収入が突如ストップしてしまった。不景気風はここまで吹いているのを実感。まだ家のローンも残っているので、唯一の財産であるミート君を惜譲。数件話はあったが一番条件のいいところへ。短いおつき合いでしたがリタイア人生には高値の花だったというところが冷静な判断かも。

その後も各種会合が連日目白押し。何だかんだで責任あるポジションも引き受けざるを得ず、またまた忙しくなりそう。といっても世間の社会人より暇な事は目に見えてる。だからお役が回ってきたということと解釈しよう。銀座で会合があった日はふらふらと宝くじ売り場に足が向いた。興味がなくて知らなかったが年末ジャンボやらとかで売り場は大賑わい。セットですかバラですかと言われ、バラ2枚と言ったら10枚の束から2枚を抜いてくれた。世間では10枚単位で買うのが常識らしい。2枚でも600円なり。遊びは自分の範疇を越えないのが鉄則。
発表まで買ったことは忘れておこう。
金曜日でK短大の授業が終わって1週間が終了。長いような短い1週間だった。

2010年11月23日火曜日

現実は厳しい

夢のような南国生活が終わりを告げたことが、じわじわと実感される今日この頃。せめもの救いなのはZ大の講師室が私の行く時間帯は事実上一人の専用部屋なこと。窓辺の紅葉をながめながら、メールや気になるネットを閲覧してのんびりと時を過ごす。小学校現場のような火事場騒ぎは皆無。それでも2コマ連続の授業は息が切れる。日が短くなってきたので5校時目が終わると辺りは真っ暗。何しろお山の中の学校なので淋しい限り。そろそろ次週ぐらいからテストをやっていかねば、大人数なので成績付けが恐ろしい。冷たい雨も降り出してきた。11月22日の出来事。

2010年11月21日日曜日

また現実が

あまり熟睡できなかった機内。成田に到着したら案の定寒かった。車を受け取り、その足で川崎へ向かう。首都高は自然渋滞、東京の人口集中はすさまじい限り。羽田で首都高をおり、立ち食い蕎麦の店へまっしぐら。こればかりは海外には無い。その近所に床屋を発見。授業に備えて髭を剃る。シドニー出発前に剃っておけば不審者扱いされなかったかも。セブンイレブンでネットプリントを受領。シドニーで作成したレジュメが大田区で印刷できる便利なシステム。そうこうしているうちに無事K短大に到着。何事もなかったように授業を終える。これで1週間一回りなのだが、普段の数ヶ月分に当たる中身の濃さだった。その晩は荷物の片付けもせずに気絶。翌朝は珍しく早起きをした。学校心理士の研修会に参加。休日の都心は久しぶり。
研修の内容は学習不適応とグループ療法の話。学習不適応と認知症(痴呆症)の判定には似ているものがあるそうな。漢字の仲間はずれ探しという例題を教えてもらった。
1)きへん 桜 桃 杉 村 松
2)くさかんむり 苗 苦 花 草 芝
どちらも楽勝で正解。まだまだ認知症には程遠いと安心。
ところが昼休みにコーフィーでも買おうと外出。ショップに入ってから、多額の現金、カード類などすべて入っているポシェットを講習会の会場に置き忘れてきたことに気がつく。確実に認知不全は始まっている。嗚呼!

夜は免税店で買ったベイリーズミント味を食後に頂く。これも笑い話があって、$2.25という赤い看板に釣られて買ったのだが、これは値段ではなく、割引の額だった。$35ドルも出してしまったと思ったが、このミント味版は日本では売っていないそうで、わざわざ取り寄せる人もいるとか。オージーガールの世界一週単独無帰港の本を読んでいるうちに、またまた気絶していた。11月20日の出来事。

とうとう最終日

シドニー滞在最終日。今日は船には行かず市内観光。まずはアパートメントのすぐ前にそびえるタワーに上る。東京タワーより少し低いかも。展望台からCYCハーバー方面を望む。市内中心部から車で5分のハーバー。なんて恵まれているんだろう。しかも水も綺麗で周りは公園で緑がいっぱいということが上空からでも良く分かる。次はモノレールに乗ってダーリングハーバーという処へ。海洋博物館を見学。潜水艦の内部を見たり、事故のあったシドニーホバートレースのビデオを見たり、やはり海洋王国であることを知らされた見学だった。社会科見学で訪れる小学生も多数いたのが印象的だった。
私だけが先に帰国するので遅いランチを眺めの良いテラスレストランでいただく。色々と食べ尽くしてきたので、簡単にパスタとビールで会食。潮風に吹かれて食べるものは何でも旨く感じる。腹ごなしにアパートメントまで散歩。シャワー後お昼寝1時間。
エアポートまでは節約して電車で向かったが大荷物だったので、乗合リムジンにすれば良かったと後悔。値段は電車の方が高かった。



出国審査で若干手間取った。不審者扱いされ特別身体検査もされた。
冷や汗が出たのでそれを鎮めるためにマティーニを一杯。甘くて飲める代物ではなかった。作り方を教えてあげたかったが、ここでカクテルはミスオーダーと悟り、口直しにスパークリングワインを一杯。これがすこぶるおいしかった。

2010年11月18日木曜日

レース三昧

今日は午後から2レースがある。午前中は街をお散歩。古くて素敵な市庁舎。クリスマスは近い、真夏のね。バイク乗りが多く、見ていてるだけで楽しくなる。繁華街でも整然と駐輪している姿が羨ましい。




今日のレースはノンスピネーカーで行われる。まずは午後2時からの第一戦い。のんびりしたレースかと思えば一流レーサー、それも大型艇がぞろぞろ。レベルも伯仲。その中で2位をキープ。ところがコースを間違えてしまい、マークを回り直す痛恨のミスが発生。30杯中9位に終わる。


5時ごろからハーバーは騒がしくなる。勤め帰りの老若男女がぞくぞくと集まってくる。女性が多いのにびっくり。我が艇も花が咲いたよう。

エントリーリストを見てびっくり。100杯を軽く超えているではないか。一番大型クラスのディビジョンAに参加。元アメリカズカッパーを含めて競合揃いだ。迫力のスタート、わずかの隙を見てカメラに収めることができた。でも、その後は全く余裕なし。ジブトリマーは体力勝負、ウインチ引きとヒール殺しに動きまわる。シドニーの街をバックにサンセットセーリング。これを週に3回はこなすのだから、うまくもなるはず。まったくもって羨ましい環境だ。





レースが終了し、片づけが終わるころには夕闇が。パーティーといっても、ホストのヨットクラブの食堂で勝手に飲んだり食べたりしているだけ。そのうちにアナウンスがあり、各クラスの成績発表。最後が該当のディビジョンA。5位から順に発表。3位、AOBAomedetougozaimasu! 何とまたまた月曜日に続き、入賞!それも40杯中の3位。1位との差はわずか28秒。すごい接戦だったことがわかる。皆の祝福を受けて乾杯!ますますセーリングの楽しさに引きこまれてしまいそう。




2010年11月16日火曜日

クルージングヘブン!

今日はレースが無くオフの一日。まずは船具屋さんへ買い物に。いくらか日本よりも安いのと、観光客特権で消費税10%が戻るので、買い物三昧。その後クルージングに最適な場所があるというので、40kmほど車で北上。案内してくれたのは、またもやセールメーカーのイアン氏。ベンツの後席に揺られて1時間。車中はナツメロが流れる、と言っても歌手はシナトラとかドリスディ。ちょっと垢ぬけている。そうこうしている間にも渋滞知らずの道、自然が一杯の場所へピットウオーターという処へ。素敵な古風な灯台、向こうは広大なタスマンシー。入り江には無数のヨットが浮かぶ絵のような風景。しばしボーッと見とれていまう。そこからさらに渓谷沿いに川を遡ると静かな入り江のようなスポットが点在。どこも水深は20mほどあるので安心して進めるとのこと。ポンツーン付きのレストランを眺めつつ持参のサンドイッチランチをいただく。










大自然を満喫した後に、シドニー中心部へバック。知り合いのインド人一家を訪ねる。窓からはオーシャンビュー、庭にはプール、そしてポンツーンがある。まさに夢のような場所。潮風に吹かれながら飲むワインの味は格別だった。













2010年11月15日月曜日

予選通過?

今日は朝から冷たい雨。ここは南国ではなかったのか?午前中に船会社の人とミーティング。うまく船を運べるといいのだが。無理を言ったが精一杯援助していただいた。優秀な後輩連に感謝、感謝。
住まいの前に通るはモノレール。なぜか新鮮なり。ちょっと昼寝を挟んでハーバーへ。相変わらず雨は止まぬ。
こんな天気で心配だったが、セール屋さんが呼んだクルーが続々到着。強力な布陣。今日は写真班に徹することができそう。

ところが、やはり考えは甘かった。ハリヤードの上げ下げから始まり
ジブトリム、いわゆるウインチ巻きなど大いに運動してしまった。本日のクルーは実力者そろい。次々と飛ぶ指令に皆黙々とついていく。ヨッティングの歴史の厚みを感じる。




トワイライトレース
の名にふさわしく、黄昏時のシドニー湾の時はゆっくりと流れる。
すべての動作がスムーズ。ジェントルマン20セカンドビフォージャイブング。一度でもいいので、さらっと言ってみたいものだ。

小一時間でレースは終了。ヨットクラブのバーで一服。AOBAフロムジャパン!とアナウンスを受ける。23杯中の3位。幸先のいいスタートだ。
街の灯りをバックに至福の時が。
結構働いたので、私自身は一軍レギュラー獲得か?水曜日のレースでも、いいところを見せなくては!!







初乗艇

いよいよヨットハーバーへ。街の中心に泊まっているが、そこから車でたった5分の立地条件。なんとも恵まれている。しかも隣には公園の緑、海もきれいだ。シドニー湾はどこもかしこもマストの林。ポンツーンを歩いて行くと、日本のセールナンバーの船が。47フィートはさすがに広々としている。船を仲介したセール屋さんに教わりながら早速帆走開始。イアンという好人物だが、あなたはシャツを脱げと言われた。
私の着ていたシャツはライバルメーカーのものだったので、ちょっと真剣なジョーク!?


覚悟いていたメインハリヤードも分けなく揚がり拍子抜け。快適なセーリング開始。
湾の奥は果てしなく続く。水深計とにらめっこしながらどんどん進む。ラットを任されヒヤヒヤ1.2mまできて方向転換。今度は湾口へ向ける。小型艇がかっとびレースをやっているのを見学。本当にシドニーはセーリングパラダイスだ。ハーバーに戻ると大型艇が続々と入港。シドニーホバートレースのためにシドニーに名艇が集まって来ている模様。
明日はトライアルの親善レースに参加。さて、無事にこの大型艇を動かせるでしょうか。
11月14日の日曜日。暑いがからっとした気候の一日だった。






2010年11月14日日曜日

シドニー一日目その2

お上りさんは、お散歩に出発。世界遺産のオペラハウスへ。週末の夕暮れ時。観光客やらバーに集う地元の方やらで活気があるエリア。19時でもサマータイムなので明るい。海は都会なのに綺麗なのは潮の流れがあるからか。オペラハウスの構造を知ってなるほどと感心。良く考えたものだ。白くのっぺりと見えるが実は表面はタイル張り。工事も相当大変だっただろうに。


チャイナタウンへ移動。治安は良さそうで一安心。
牡蠣、あわびなど海の幸を堪能。まるで香港にいるみたい。本当にここは英語圏か?
明日は、いよいよテストセーリング
11月13日の夜の出来事。


シドニー一日目その1

長いようで短い9時間の空の旅。2回のお食事のほかは、熟睡。隣席だった韓国の若い女性は迷惑そうに背中を向けて丸まっていたが、こちらは一杯機嫌でガゴガゴ。騒音を立てていなかったことを願う。後発の先輩をシドニー空港で待つ。公衆トイレの中にある無料シャワーを発見。早くもシドニーホームレス生活を味わう。朝食はフルーツサラダ。700円で山盛り一杯、ヨーグルト付き。後発の先輩たちと無事に合流。


TAXIで市内に。繁華街のど真ん中。立派なコンドミニアムに到着。
高層階なので眺めが良い。教会のてっぺんにはためく国旗。北風なので暖かい。そうだ、ここは南半球なのだ!
11月13日の出来事。


しゅっぱーつ!!

いよいよ南の国へ出発の日。ところが困ったことに。今日はK短大の授業日なのだが、ヨコハマAPECの影響で高速道路が通行止め。一計を案じて、千葉よりの下街に車を一旦駐車。安い有料駐車場から満車になるのと、朝早い方が移動もスムーズという理由から、まだ暗いうちに家を出る。実は遠足へ行く日と同じで、興奮して起きてしまっただけなのだが。下道を通っても60分で家康像のある両国に到着。時間があったので朝風呂に入る。立派な温泉で1000円なり。

K市まではJRで移動。もちろん定刻に短大へ到着。授業が長引いてっ少しハラハラしたが、居座ろうとする学生を「宿題宿題」といって追い返す。両国へカムバック。そこからは下りなので難なく成田へ。途中、懐かしいサソリさんと記念写真。南国は目の前!
11月12日の出来事




2010年11月11日木曜日

お散歩日和

今日も暖かい陽射しが。遅起きは本当にありがたい。月1回のお役所訪問。迷わずモンキー君でおでかけ。信号渋滞なんのその。田舎道や農道もスイスイ走り抜ける。いや、トコトコといった感じの法規を守った低速走行。お役所の用事は無事に終了。残すところ来月のみとなった。今日は、平和な受付で喰ってかかる人はいなかった。明日からの旅行に備えて買い物。お店が開くには間があったので、通りがかりのバイク屋でオイル交換。もっと乗ってやってくださいと言われた。確かにほとんどガレージの飾り状態。それでも、たまにバイクに乗るのは気持ちがいい。ミニサイズながらもニーグリップするのでスクーターとは別の乗り物。コーナリングも楽しい。

お店は移転していてショッピングセンターの中に入っていた。立派なバイク駐輪場があると嬉しくなってしまう。大概どこでも嫌われものだったのに最近はインフラ整備が進んで来た。港におけるヨットも早くそうなって欲しいものだ。モンキー君は大型バイクの隣で一丁前に存在感がある。帰りは少し遠回り。ひまわり通りという道を通る。ここはひまわりが咲くのではなく、あの気象衛星の電波をとらえる巨大アンテナがあるからついた名称。周りに高い建物がないからいいのだろうか。さて、これから荷造り、予習と頑張らねば。何時に眠ることができるだろうか。週末は南国の暑い海が待っている。



秋の一日

比較的暖かい日が続くこの頃。都心に出かける用があった。迷ったあげく、バイクで出動。これも朝が遅いから苦にならない。お勤めの頃はまだ薄暗い早朝にエンジンを回す勇気はなかった。ミーティング場所は大江戸線を利用すると便利な所。始発駅近くのバイク駐輪場を探した。駅から徒歩数分の公園内にそれを発見。1回200円なり。それにしてもやけに空いている。帰りがけに解ったことだが、隣に区営の体育館があり、そこに無料のバイク置き場があるのだった。勿論そちらは満車。施設利用者に限るの看板はあるが、皆トイレでも使ったのだろうか。
始発の地下鉄ホームは、のんびりしたもの。誰でも座れるので争いがない。昼寝を兼ねて座り、うとうと45分間。都心のビルへ到着。高層階の中華レストランへ。天空からの眺めを堪能。スカイツリーも見えていた。味もなかなかだったが、話がヘビーだったので、ゆっくりとは味わえなかったのが残念。
会合が終わり、また大江戸線でバック。駅を降りて公園をお散歩。秋の陽にそまる黄金色の木々が美しかった。
さて、帰宅すると今度はお勉強モード。シドニーへの出発は明後日と迫って焦りが出てきた。自分を苦しめているのは日頃のさぼり癖のツケなので誰も責められないのだが。金曜日はK看護短大から成田へ直行、翌週の金曜日は成田からK短大へ直行というハードスケジュールとなったが、ひとつ問題が。今週の分はいいのだが、翌週のレジュメをつくる時間がない。学生からのリアクションを次の授業の頭にレフレクションするという授業パターンなので2週分を一気に完成することが出来ないのだ。そこで名案が。シドニーへ仕事を持ち込み次週のレジュメを完成させる。成田に戻ったらネットプリントというサービスを使いコンビニでプリントアウトする。これならば間に合う。一度テストをしておかないと心配なので、今週分で予習。案の定、エラーの連続。Macで作成した文章は基本的に受け付けてくれないのだ。一度Windowsへ移して、そこからネット申し込み。今度はうまくいった。夜道を歩いてコンビニへ。夜のコンビニは客層が悪く、ちょっと気味が悪い。コピー機のところにネットプリントという項目があり、取得したファイル番号を打ち込めば完了、少し待たされるが1枚20円なりでコピーが出てきた。便利な世の中になったものである。11月10日の出来事

2010年11月9日火曜日

辛い週明け

やはり寄る年波には勝てぬ。日曜日は脚が痛くて引きずって這うように移動。眠気もあって参考書を読み切れずに撃沈。早朝から予習に入ったが、なかなか捗らない。とうとうタイムアップ。時間短縮の為に関越ー圏央道ー八王子バイパスと、とてつもなく大回りをしてZ大へ。それでも下道より30分早くて、ドア・ツー・ドアは60分なり。2150円は痛いが、圏央道割引と八王子バイパスの社会実験無料通行がせめてもの救い。授業まで脇目もふらずに予習。だいたいギリギリまで準備を延ばす悪い癖はいつまでたっても治らない。
授業は、しっかり予習をした成果有り。まあまあ、充実した中で終了。来週は休講ですと言ったら、拍手こそ起こらなかったが皆ニコニコ。やっぱり休講もたまにはいいものだ。でも、シドニーへ立つ前に次回の予習を済ませなくては。K短大は2回分の予習の必要あり。今週は頭脳労働に明け暮れそう。
何をやっても根気が続かぬのは、やはり歳のせいか。
PCの前に座っても関係ないページを見たり、メールを見たり、何とも進み具合が悪い。
明日はクラブの用事で汐留へ行かねば。忙しい時に用事は重なるもの。ちょっと気が重い。

2010年11月7日日曜日

伝統のレース

K看護短大の授業を終え、その足で海へ。秋の厳しい海で自分を鍛えなきゃということで、伝統のレースにエントリー。今年は、レーティングを取得していないが、主催フリートのレーティングで参加。この頃外洋レースは衰退の一途だが、それでも10杯のエントリーがあり、まずまずの盛り上がり。艇長会議に出席の為、早朝の小網代へ。ここは昔合宿所があったあたりだが、すっかり周辺は整備されクラブハウスも立派なもの。早めに着いたので懐かしい風景を散策。
レースは北風の中をスピンスタート。順風の追手、ブルーリボン得意の風だ。大型艇も視界内に入れ、ライバル手を従え竜王埼までは途中風が落ちたところもあったが、まずは快調なセーリング。大島を回り込んだ所が勝負所。雄大な夕陽に向かって風を拾い拾い走る。スピンランを諦め、ジブアップ。ところが後輩の乗るゲフィオンがスピンのまま、どんどん迫って来る。堪らず再度スピンアップ。もたもたしてると名人の渇が飛ぶ。こちらもスピードアップ。ライバル艇5杯での競い合い。仙波埼の辺りで大型艇が、あちこちと向きを変えて漂っている。カームだ!再スタートを切る感じ。ここで大勝負に出た。島の周辺は風が無いとみて、外へ大回り・・・残念!外も風がなかった。名人の芸術的なバウワーク。綺麗にジブが上がり、今度は島ギリギリに上して行く。太陽は沈み夜のとばりが。頭上は満天の星空、流れ星。遠くに伊豆の灯。レースでなければこの時間を満喫したいところだが、そんな余裕はない。ライジャケ、ハーネスと完全装備の中、懐中電灯でセールを照らしつつ闘いは続く。元町の堤防に跳びうつれそうな所まで近寄る。そのから乳が埼まで島の風を受けて快走、ライバルに競り勝つ。こんなに近くに寄ったのは初めてだったが、水深計が5mを割って4.1mまで行った時は、はらはらしたがその後直ぐに20mに回復。やれやれ。大島を抜けるとまたもや無風、且つ触れ回る風に翻弄される。あちこちを行ったり来たり。夜なのにすぐ近くにライバル艇が多数いるのが解った。声が聞こえる位の近さだ。ここまでスタートしてから9時間以上経つのにポイントレースをしている気分。この状態はゴールの小網代までずっと続いた。南西ブイが判別出来る辺りからやっと風は定まり順風に。城ヶ島に灯台がはっきりと見えるがまだまだ先は長い。ここからゴールまでは片上りに近いが、詰めをどうタック合戦をしていくかが問題。大局的にはいい位置にいたが、色々と勝負を仕掛けてくる強者も多く、数艇に先に行かれる。城ヶ島目前では本船とミーティング。油の臭いがする位まで接近。舵取りの表情まで見えたので、まあ眠っていないことは判別できたが、ひさびさの緊張ケース。最後は風がシフトしまくるが、名人は振れを逃さない。舵を持つと風の振れについていけと良く注意されるが、成る程ついていくとはこのような事か。でも、昼間ならばともかく、夜にそれが出来るとは、やはり常人ではない。そうこうしている内に26時ごろ、ゴール30分前のコール。小網代周辺は案の定吹いている。一睡もせず頑張ってきたが、ここは最後のハイクアウトとジブ引き合戦。二度ほど、脚が攣り痛い痛い。小網代湾港に設置されたゴールラインに待望のゴール。スタートから16時間。長いようで短い緊迫のレースだった。船の片付けを皆さんに託し、レース本部へ書類の提出へ。お鍋持参でゴールのご褒美の「おでん」を貰いに行ったら、温めたパックおでんと熱燗代わりの焼酎瓶を頂いた。おでんを美味しく頂いて気絶。横になると身体がガタガタ震え出した。からだが悲鳴を上げているのが良くわかる。夏の冷や汗体験と重なるところ。体温調節機能が低下しているのだろう。やがて意識が朦朧とし、深い眠りに。4時間ほどの睡眠だったが、こんなに熟睡したのは久しぶり。頭の細胞が入れ代わった気持ち。船の片付けを終え、上架。昼過ぎには帰宅した。不在の間にアマゾン便が。箱を開けると参考書。Z大の授業準備用。本は自腹で買わねばならぬので結構費用がかかる。さて、明日までの授業準備を済まさねば。一瞬にして現実世界に引き戻された。

ミッフィー大活躍

またまた、あっという間に週末が。金曜日はK看護短大、土日がヨット、月曜日がZ大と週末が集中的に忙しく、間の平日はのんびり。リタイア人生はカレンダーが違う。K看護短大は授業の在籍学生が15名という少なさ。のどかな雰囲気で授業は進む。今日も秋晴れの暖かい一日。某名門小学校のお受験でも活躍したミッフィー君ズのお出まし。ぬいぐるみのミッフィー君を連れ出し、ストーリーを考えてミニ本を作るという課題。初めは躊躇していた学生も、校内や近所の公園などで撮影を始めると勢いがついてなかなか停まらない。とうとう家にお持ち帰りをする学生も現れた。さて、どんな本が出来ますことやら。11月5日の出来事。

2010年11月5日金曜日

今日も1万歩!

今日は都会へお出かけ。朝のバイクは寒かったが、週末のナイトレースに備えトレーニングといったところ。制限速度が30キロに抑えられている原付は、いつもはいらいらするのだが、この寒さには低速走行が嬉しい。なるべく裏道を通ってホームセンター経由となり町のA駅前へ。立派な原付駐輪場ができていた。一日200円なり。バス代よりも格安で便利。駅前が整理され、こういう公的なバイク置き場がもっと増えることを願う。
有楽町線でターミナル駅へ。ここで運動と思い、目的地の2駅手前で下車。当てずっぽうに歩いていたら西武池袋線が見えてしまった。慌てずiPodを取り出す。瞬時に現在地を教えてくれる便利な道具だ。ここで進行方向修正。最短距離を目論んで歩き始めたが、次は山手通りを走る高速道路に阻まれて迂回。丁度高速が地下にもぐるところで、さすがに高速は横断できなかった。ツタの絡まる古い学舎も耐震工事の為か改装中。どんどん歴史のある建物が失われていくのは残念。
結構歩いたなと思ったら早くも5000歩達成。銀行やデパートの用事を済ませ昼食。ヨットレースに備えてコラーゲン補給。K屋のカレーうどんはスパイスたっぷりで温まる。

午後はJRで北上。本日は長い3時間の講習会。退屈だったが、自分が講義するときの参考になることはいくつかあった。講習会が終わると、もう夕方。ここ川口は鋳物の街。立派な駅舎の看板に見とれてしまった。結局、そう苦もなく目標の1万歩を達成。考察の結果は、なるべく用事を作って外出すること。それも複数の用事を一日に片付けるのが良い。それでも全部電車だとまだ歩数が不足するので、どこかで途中下車し、2駅分歩く。電車の中はできるだけ座らずに立っている、つり革に捕まらないと更に効果あり。でも、日中は空いている電車が多く、一人だけ座席に座らずに立っているのは勇気がいる。リタイア暮らしの優雅な悩みか。