今回の長旅のお供は 「農道のポルシェ」 として有名な六連星のサンバー君である。型式名 TV1 最終型のスバル軽自動車、サンバー以外はすでにダイハツのOEM。純粋な群馬工場産はこれで打ち切り、あと3ヶ月で生産終了。何とも悲しい事態である。性能ははっきり言って20年前のレベル。廉価版を買ったので、ウインドウの上げ下げがレギュレーターをくるくる回すのがご愛敬だが、ETCを付けていて良かったと思った。料金所が怖い。1速が大変なローギアード。信号発進の度に煽られる。高速の坂道は登坂路線にはじかれたように逃げる。80kmを越えると横風でふらふら。オービス探知機を付けたが全く意味無し。ABSもエアバックも無いのでちょっと危ないが昔はみんなそうだった。最初に乗った車がスバル360。それとどこか共通点がある憎めない愛すべき車だ。このような名車が消え去る日本車文化が淋しい。
実際のところはミート君を売ったのとの差額で残っていた家のローンを完済することができたので、目出度しというところか。荷物が積めて小回りは効くので宅配バイトでもするには好都合。無給の3ヶ月はこれで稼ぐことにしよう。
いよいよ年の瀬、今日は所用があったので都心へ出かけた。正月買い物客の喧噪を避けて老舗の甘い物屋へ。杏あんみつの素朴な味を楽しんだ。
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