2010年1月3日日曜日
初乗り
メンバーは誰も海に行かず、クルー志願の若いN君を誘う。都内はがらがらで2時間かからずに海へ到着。結構吹いている。新春レースのスタートだけでも見ようと思うが、N君まだフィッティングを理解しておらず、一つずつ教えていく。賢いからか自分でやろうとするが、ことごとく裏目に出て出航まで時間がかかってしまった。外は15ノットぐらい吹いている、さらにうねりが大きい。初心者と二人なので安全策でリーフしようと言うと、リーフって何ですかの質問。ひとつひとつ答えつつ教えながらやるので大変。そのうちに艇団はスピンでぶっ飛んで行ってしまった。身に危険も感じたので赤白近くまで行って早めにタック。二人のコンビネーションが悪く網が近い。用心しながら入港態勢。ジブが巻けない。ハリヤードが絡んでいる。諸磯へ入って自分でバウへ行き解消。今度はジブが降りない。やむを得ず巻き取り状態で入港し上架。N君には初体験だがマストに上ってもらった。悲壮な声が聞こえるが頑張ってもらう。ハリヤードは外れたが肝心のセールが降りない。どうやら上で金具が噛んだみたい。ハンマーを吊り上げ叩いて貰うがだめ。金具が曲がって入ってしまったのか。ギブアップでーす。いう声にこれ以上やると貴重なクルーを失うと思い。ご苦労さんということで降りてもらう。楽しかったとは空元気のようにも聞こえたが、彼を育てていくことが重要。定期的に練習をすることを話し合った。色々とトラブルもあったが、やはり海で潮風を吸うのは気持ちがいい。今晩仕上げなくてはならない原稿のことも一時忘れて楽しんだ。さて、重い腰を上げなくては。明日から名古屋へ墓参りなので明日の朝までに間に合うのだろうか。
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