2011年3月19日土曜日

やっと店子さんが

貸し屋として募集を掛けている都心の家が一向に借り手が付かない。改装だけは順調に進んで借金のみが発生して頭が痛い。今日は工事の状況をチェックに上京。渋滞を心配して早起きして出かけた。案の定渋滞箇所は街道筋のガソリンスタンド。うまく避けながら予定より早く到着したので、遅めの朝食を。某国立文化施設の脇には絶品の立ち食い蕎麦屋が。注文を受けてから天麩羅を揚げる立ち食い蕎麦屋は知る限りここだけ。多分同年代と思われる親父さんも元気そうだった。ひっきり無しに客が入れ替わる。
ここから貸し屋までは車で数分。小さな街道には面白い光景が、街路樹がガードレールをくわえてしまっているのだ。がぶっ!
貸し屋の改修工事は地震の影響で数日の遅れが発生とのこと。
面白かった出来事。ポルシェ君で乗り付けたら、工事の方に「駐める場所は無いよ」と一喝されてしまった。「ゴミの回収?」って聞かれたので、「大家です」と答えたら態度急変。作業を中断し車を入れるスペースを作ってくれた。私の風体がそう見せるのだろうか。職業に貴賤は無いといいながらも力関係はあるのだなと思った。
細かい修正箇所を数点お願いし、お仕事の邪魔をせぬように早々に退散した。

夕方になって嬉しい知らせ。今日の午後お客さんが来て、一発で気に入って借り入れ申し込みをしたそう。先日の帰宅難民の影響か、都心の物件の人気が急上昇したらしい。私が大家ですなどと挨拶するタイミングは、すれ違いで無かった。考えるまでもなく、居合わせなくて良かったのだと自分に言い聞かせた。これで借金返済の目処が立つといいのだが。

1 件のコメント:

エックス さんのコメント...

良かったですね。
改装中に決まることはほとんどないですよ!