2011年11月1日火曜日
こわごわ
土曜日はOB会ニュースの発送事務を終え海へ。クラブハウスでマグロの解体ショー真っ盛りの頃に無事到着。日頃の節制も忘れ、飲めや喰えやの大騒ぎ。一気に貯金を使い果たす情けない性。翌朝は久しぶりに見た朝焼け。退職後こんなに早起きしたことはなかった。夕方は雨か?レースはメンバー2名に大物助っ人2名の計4名。強風が予想されるので本当はあと2名は欲しいところ。秋のレースは親善クラブレースの中では一番のロングコース。いい、いや良すぎる北風が吹いている。一番マークから二番マークまではアビームラン。20ノット吹いているのでスピンは無し、やれやれ。問題は最後の第三レグ。壺まで上っていかねばならない。大きなジェノアでは到底無理ということでじぶ交換。助っ人のビッグなお二人をバウに行かす訳にはいかぬので、慣れぬ私が行く羽目に。アビームでヒールは大きくないが、8ノットで走っている船のバウに行くには勇気がいる。頭の中でジブ交換を何度もシミュレーション。下を留めてから上を留める、ガイドを通してからフォイルに入れる。言うは簡単だが、いざとなると脚がすくむ。マークぎりぎりまでジェノアで頑張り、いざバウへ。ジェノアを30cmほど落とし、その間に出来る作業をする。Ok!ジェノアダウン。なかなかセールが降りない。スピンシートを張りすぎていてラフのところで抵抗になっている模様、解説してる暇もなく、えいやっと声をかけ何とかジェノアダウン。すぐにレギュラーアップ。おっと、フォイルが外れたもう一度。またスピンシートが邪魔をするが何とかアップ成功。ところが後ろとの連携悪く、上のジブシートが付いていない。慌ててセット、これが後で尾を引くミステイクに。この間、脚吊り3度あるが何とか気力で乗り切る。案の定、上のシートが下のシートをヒットし、ほどけてしまう。K先輩に頼み付けてもらう。この頃は脚が言うことを聞かない体たらく。やはり日頃の運動不足がたたっている。何とか上シートを付けて貰うが今度は下が半分ほどけ、いつ飛んでもおかしくないない状況。ドタバタのドラマの終焉はマーク回航。ぎりぎり間に合い上して行く、パチン!そらみた事かシートがほどけてしまった。すかさずタックして逃げ、再度シートを結び直す。今度は上り一杯なので、楽に結べた。この間にライバル艇2杯に抜かれる。さあ、追い上げだ。セール交換をしていないライバル艇は速度が遅く直ぐに追いついたが、敵も然る者ツインフォイルを使いロス無く見事なジブ交換。これで確実に前に行かれた。その後はいい時もあり、外れもあり、結果からいうとまさかの学生さんにも抜かれてしまい。修正ではクラス4位。残念、年間優勝の行方は最終戦に持ち越された。結果はどうあれ、いい風の中をスリリングなセーリング、からだはあちこち痛いが心地よい疲労感。帰宅するなり気絶状態で爆睡。やはり週末は海に行くに限る。
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