錆び落としは延々と日暮れにまで続いた。よくもここまで痛めつけたものである。その日はさび止めを塗って終了。夜は疲れてハーバーの応接セットで撃沈してしまったが、後輩に起こされ船の寝床へ。ここは何処と思うぐらい深い深い眠りについた。夜中に寒さとトイレに行きたい攻撃があったが、睡魔に負けて朝まで寝てしまった。よっぽど疲れているのだろう。翌日は楽しいペンキ塗り。ここで事件発生。他の船と違って目立つからいいだろうと、クリーム色に塗装を始めた。お隣の船にも色を変えると解りやすくていいですよと宣伝。実はこれがいけなかった。しばらくしてハーバーマスターがやってきた。統一した雰囲気を作る為に緑色に塗ってくださいとのこと。きっとお隣さんが、たれ込んだに違いない。得てして敵は内にいるものである。誠意を見せる為にB先輩に頼んで緑色のペイントを調達。見かけは緑色となった。よく見ればツートンカラーなのだが。船台を乾かしている間に久々のセーリング。おニューのセールのテストも兼ねて気持ちよく帆走。1時間ほどだったが、たっぷりご指導を賜り帰港。やはり、常に乗っていないと勘が鈍るものである。良いリハビリとなった。
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