2014年3月7日金曜日

カウンセリング後進国ジャパン

 あっという間に視察団の行程も大詰めへ。今日もカウンセリング関連の学校見学が続く。
教員養成校で解った衝撃の事実。教科の教育と同等にカウンセリングの教育が大事にされ、結果、教師とカウンセラーの資格を併せもった人材の育成が盛ん。
 日本ではそういう事を考える地盤も無い。
カウンセリングルームの充実度も高く、アジアのものとは思えないインテリアを見ただけで、海外の優れた事例を直ぐに受け入れる柔軟性のある国民性を垣間見た気がした。
教員養成校の国際交流先を見ても、アメリカがナンバーワンであり、我が国はたった数校がリストにあるのみ。日本から学ぶ事は何も無いというのが正直なところなのだろう。アジアに於けるもうひとつの先進国は香港だそうだ。台湾と香港に共通するのは狭い国土に少ない資源、それ故人間が大事な資産という考え方。そこから生まれる高い教育熱。
どこかの病める空走大国も事情は同じだと思うのだが。

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