シドニーで乗って以来8ヶ月の時が経って、やっとヨコハマの海でお披露目会をすることが出来た。やはり海外から船を持ってくるのは大変なことだ。積み込み、輸送、通関、こちらでの船舶検査、フィッティングなどなど、それなりに時間と費用と気苦労がかかることが解った。私もそれなりに苦労をしたが、お祝いに多くの人が駆けつけてくれて嬉しかった。ダブルハンドレースが強風の為に中止したので、そちらから回ってきた人、通りがかりの知り合い、など船に寄ってくれた人の総勢は数知れず。自分は食料仕込み担当の役だったので、あたふたと過ごしたが、知らないうちにフォクスルのセールの中に潜って撃沈。飲み食いだけして後は人任せという、いつもの申し訳ないパターン。隣に着けた同じオーナーのパワーボートでは麻雀大会なども開かれていた模様だが、そんなことは知る由もない。夜中に起きたら、静かな海だったが、船内は野獣のようないびきの大合唱動物園状態。でも、眠いのでトイレから帰るなりまた撃沈。セールとセールの間に落っこち、海老のように背を曲げながらもそのままの格好で朝までうとうと。ひとまず、セレモニーの責任の一部を終えて一段落。といったところ。一段落するまで、自分の船になかなか行く機会がないのが淋しい。6月25日の出来事。
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