2010年6月3日木曜日

バンクーバーは今日も雨だった

カナダ2日目。時差ぼけは解消したが、若い頃と比べると順応に時間を要するようになった。朝からしっかり雨降り。やはり慣れない地でのバイクツーリングは止めて正解だった。フェリー乗り場までテクテク歩く。不思議なことに傘をさしているのは東洋人だけ。年中雨が多い国との違いか。フェリーで20分向こう岸の北バンクーバーに到着。フェリーを降りたところにマーケットがあった。貝を売っているお店はあったがシーフードはあまり食べないようだ。あまり繁盛していなかった。むしろハンバーガー屋さんが混んでいた。マーケットは帰りに寄ることにして吊り橋を目指す。乗り物乗り放題という一日券を買ったので、吊り橋まではバスで行った。フェリーも同じ経営なので安く済むというわけ。一日券は9ドルなれど数倍の価値あり。バスターミナルでうろうろしていたら運転手らしき人が来てサスペンションブリッジ?と聞いてくれた。相当有名な観光地らしい。バスは高級住宅地を抜け山を登ること15分、吊り橋前のバス停に到着。吊り橋には遊園地のような入口ゲートがあった。入場料は30ドルと高かった。どうやら自然保護運動を売り物にしているらしく、その類のことに環境整備をしているよう。吊り橋そのものは、ワイヤー製の頑丈な物に掛け替えられていた。それでも渡るときは怖い。わざと揺らす不埒な若者などもいて怖かった。もともとこういう物は苦手である。確かに心拍数は上がった。歴史的な心理学実験とは、恐怖心いっぱいで渡り切ったところにいる女性がきれいに見えるというものだが、こわごわ渡り終えたさきにはカナダ美人でならぬインド人一家が微笑んでいた。
 帰りもバスに乗りフェリー乗り場へ。マーケットで昼食。今日は何にしようかと迷ったが、昨日で懲りたのでサラダを食べた。白ワインが美味しかった。食後にジュース屋さんをみつけ、麦ジュースを飲んだが、ケールの青汁よりずっと飲みやすかった。フェリーがダウンタウンに戻る頃には小雨に。ギャスタウンという下町を散歩。蒸気時計のある街並みは、なかなか洒落ていた。白ワイン効果かトイレに行きたくなるが、公衆トイレは存在しないので止む無くカクテルを飲むことに。マティーニはやはりビッグサイズでオリーブ2ケ入りなり。味はまあまあ、5ドルは安いと思う。また途中でトイレに行きたくなると困るので一旦ホテルへ帰ることに。何とトロリーバスが走っている。中学、高校と明治通りを走るトロリーバスが通学手段だったので懐かしい。行先は分からないが、架線があるので行く方向はおおよそ分かる。あとは道路名を読んでいけば現在地がわかるというもの。今日はカーナビ不要だった。もちろんこの料金もワンデーパスに含まれている。ホテルからさほど遠くないところで下車。勘は当たっていた。歩いて数分でホテル着。明日はいよいよバンクーバー島入りである。6月2日の出来事。










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