2012年6月9日土曜日

梅雨ですね

 昨日までの蒸し暑さに我慢が出来ず、軽い財布を気にしつつも都心へ出たついでに1000円床屋へ。乗り換えの煩わしさと途中下車の無駄な出費を嫌って、いつものO駅店ではなく、同系列のS駅店へ。馴染みのO駅店はレトロムード一杯。くたびれた待合椅子が何ともいえず良かったのだが、チェーン店の方はバリッと新品。ちょっと調子が狂ってしまった。床屋さんの腕前はさほど変わらないように思えたが、気分が随分違う。不思議なものだ。1400円ですと言われた料金もいつもより100円高いような気がしたが、まあ、二度目はないなと思って黙っていた。不審者風に刈り上げた頭に冷たい雨、おお寒!!
 所変わって古本の街へ。息子が2泊3日の一時帰国とかで、親以上に?面倒を見てくれているご夫妻を交えて歓談夕食。裏通りの路地は昔のままで、数軒当時からの店も残っているが、働いている人が若人ばかり、やはり歳をとったのかな。不思議なカクテルを飲むが、ジュースのよう。強い酒を飲む人が減ったのだろう。
夏の結婚式の打ち合わせなど少々。時間が出来たせいか、最近海外へ行くことも多いが、どうもマイレージとやらが面倒で苦手。手続きをしたことがないが、息子に勿体ないと言われてしまった。人件費をかけてサービスをするぐらいならば、もっと値引きすればいいのにと思うの。大体、只で飲み食いしようとか、乗り物に乗ろうとかそういう了見が気に入らない。
雨はまだ降り止まず、本格的な梅雨入りの気配。帰りはターミナル駅の混雑を避けて、大江戸線で帰宅。途中で私鉄に乗り換え。わっと、人が降りたので、空いている席を二つみつけ、その左側の方に席をとった。右に赤い物が。あっ、ケイタイだ。瞬時に解ったが、その持ち主の娘さんは急ぎ足でホームへ降りてしまい、どこへ行ったか気配もない。私の右側には無愛想な中年男が座り、そのケイタイを邪魔そうに窓枠のところへ置いてしまった。何て不親切な奴だと思ったが、ここで争ってもしょうがないので、後で駅員さんへ届けようと思いながらガタゴト。雨の週末、疲れた人が多いのか、ストレスが溜まっているのか、若い人をうるさいと叱りつけるオジサンがいたりして車内は険悪な雰囲気。そんなにカリカリしてどうするのかなと思ったが、まあ、関わらない方がいいかな。ちょっと情けない気持ち。
次の駅で信じられない事が!右側の無愛想な中年男が降り、やれやれと思ったら、あれれっ、窓枠に置いてあった赤いケイタイが無いではないか。ずっと見ていたわけはないが一瞬の早業。え〜。しばし、ポカンとしていたが、その男がケイタイを盗んだ事は明白。あー、やっぱり乗った時に声を掛けてあげればよかったと後悔しても時遅し。日本も危ない国になったなあ。気をつけなきゃね。それにしても後味の悪い事。降車したホームを冷たい雨粒が濡らしていた。
6月9日の出来事。

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