2009年12月7日月曜日

冬到来

昨日と打って変わって冬型の気圧配置が強まった。並木道の銀杏が綺麗に葉を落としていた。明日からお受験なので今日は掃除だけでお子達は下校。明日からの準備に忙しかった。久しぶりに昼食は外へ。少し早い時間に出られたので、近所の有名ラーメン店へ。最近はあまりラーメンは食べないのだが、モンキー君のエンジンに火を入れてお散歩をしたら心底冷え込んできたので、身体を温めたくなったのだ。これまた滅多に食べない味噌ラーメンをオーダー。最近は、こういう店が流行りなんだろう。後から後から人が入って来る。いわゆる典型的なラーメン店の雰囲気をすべて逸脱した店といえば雰囲気が想像できるだろうか。ジャズが流れダークな内装。コの字カウンターから調理の様子が良く見える。次々と来るオーダーをうまくこなして手際がいい。今日の場合、トッピングするネギを調味料に絡める、味噌をブレンドしスープを作り暖める、麺を茹でる、チャーシューを切る、器を暖める、スープを良く湯を切った器に入れる、茹で上がった麺を丁寧に湯切りし器に入れる。チャーシューとネギを乗せる。この一連の動作が他のオーダーと同時進行。鮮やかな見せ物である。器は白磁でシンプル、水のグラスも清潔でシンプル。2種の味噌と秘伝の調味料がブレンドされたスープは見事なまでに美味しい。カウンターの上には胡椒と
一味が置いてあるが、まずそれを入れる人はいない。それほどスープの味に自信があるのだろう。ここはリピーターが多いのも頷ける。リピーターの証しは箸の所在を尋ねぬ事。さて、1回で在りかを当てられる方は何人いるだろうか。やはり、東京には旨い店がある。身も心も温まった。急坂をモンキー君で上って職場へ帰ったが帰りは寒さを感じなかった。

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