2010年4月2日金曜日

一貫太郎のお値段は?

とうとう勤務最終日。年休をとっているので行かなくてもよかったが、保険証の切り替えもあるので登校。卒業制作は無事に付け終わった。一時帰国している息子の昔の口座解約のため郵便局へ。とても親切に対応してくださり。もう一口座あることも判明。併せて解約した。さて、退職辞令と共にもう一枚の紙が。退職手当決定通知書である。金額を見て卒倒しそうになった。金4,510,058円也!先日先輩に見せてもらった計算書では730万ほどだったのに。自己都合で6掛けするとほぼぴったり。今は自己都合6割なんてないかと思っていたが、まだまだ古い体質だった。思えば退職辞令は4回書いた。全部自己都合だ。勝手に辞める者には、また永く勤めない者には日本の社会は冷たい。退職願いに行の下に 私議 と小さく書くのが、その象徴か。退職金を小分けに貰っているだけと言う者もいるが、私の生涯退職金を纏めてみると。商社に6年いて、36万円なり。続いて地方公務員10年で185万也。私学に6年いて220万也。それに今回の12年分の451万を足すと。合計892万円也。かたや、定年まで勤め上げた人は2300万ぐらい貰っている。その差1400万あまり。退職時には、それなりに嫌な事からおサラバ出来るので気分はいいが、その卓袱台ひっくり返し代が1400÷4として350万である。一回寺内貫太郎になるには350万のオプションということか。まあ、不景気故、民間ではもっと大変なところもあるのであろうが。そんな訳でこの日は専属運転手が付いていたこともあり、乾杯続き。昼はW大の隣のRRホテルで。夜はK駅のピザNで。身体と財布にいい訳がなかったが、一応の心の区切りとはなった。3月31日の出来事。

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