2010年4月12日月曜日

クルージング!

久々の海。しかも近いとはいえ泊まりがけのクルージング。行き先は房州館山。最近の私にとっては馴染みの場所だ。二日間の天気予報はまずまず。油壺を出るときは晴天。日焼け止めをたっぷり塗って出港。ところが途中から雲行きが怪しくなって、急に視界が悪化。雨粒が落ちてきた。堪らずカッパを着込む。寒いので紅茶にウイスキー。霧の中から表れた本船にあわや追突されそうになったが、うまくかわして館山へ入港。空は明るくなり一安心。館山でのヨット仲間が出迎えてくれ、日帰り温泉へ送迎してくれた。やはり同塾の仲間の絆はありがたく、急に愛校心が目覚める。航海の後の風呂は最高だが、それに湯上がりの一杯が付けば、もう何も言うことは無し。ちなみにつまみはソフトクリームではなく枝豆なり。夜は、ご存じなめろうと冷や酒。これが効いてしまって、半分記憶喪失状態で気絶。船の中は狭いが安眠出来る。
翌朝は、6時からやっているという定食屋へ。これまたタイムスリップしたような老夫婦経営の店。朝定は350円がベースで、それに海苔、納豆、たまごなどオプションを付けていく、すべて50円也。こうした店はどんどん無くなりチェーン店かファミレスに変わって行くのが淋しいが、まだここ館山では健在。帰りはいい風に恵まれ快走、快走。ブローチングも一回と思っていたら、東京湾の真ん中で風が落ちた。この辺りの地形的な特徴らしい。せんだっての馬場先生の講義内容を実際に体験した感じ。途中本線航路では何度か衝突の危機もあったが無理せず回避。やはり東京湾横断のヨットレースは危険が大きいかも。壺に帰ってきたら、また初夏の暖かさ。まだ残っている桜を見ながら湾港に浮かべてまったりと食事。帰りの道の渋滞が心配で早めに東京へ。この週末が最後の花見なのだろう。帰りに寄り道をしたMG川の水面はくすんだ緑色だったが、散りゆく花びらが見事な彩りを加えていた。



0 件のコメント: