2012年8月18日土曜日

到着

4400km、72時間+遅れの2時間。長い長い列車の旅は終わった。4泊5日は、長いようだが変化のある車窓だったので退屈はしなかった。加えて1等車のような豪華なサービスと食事。小麦の国ゆえか、トーストにバター、これが最高。毎日でも食べたいものだ。サーブしてくれる女性の笑顔付きだしね。食事代は10食すべて含まれて切符代は8万円なり。4泊ホテルにしたと思えば安いもの。今はハイシーズンだが、季節を選べば5万円くらいでいける。紅葉の季節にもう一度乗りたいものだ。


トロントでは、縁あるカナダ人のHおばさま一行
がお出迎え。
早速、ナイアガラフォールへ。天気も良く、虹が架かっていた。
おばさまも長年住んでいるが初めて見たとか。まあ、しょっちゅう来るわけでもないだろうが、運がいい。川を挟んで向こう岸がアメリカなのだが、カナダとは対抗意識が強いよう。盛んにカナダ滝の方が圧巻であることを力説していた。
川の両岸には、それぞれの古い砦の跡があったが、かつてアメリカに負けたそうで、まだその因縁がある模様。ヨットハーバーも両国にあるが、カナダは川から引き込んでハーバーを作っているが、アメリカは川の沿ってブイ取りのアンカリング。走っているヨットをみても川の中央でタッキングしてるので、互いの領地?には入らないようにしているみたい。水の上にも 国境はあるんだな。
でも、言われてみると確かにアメリカよりもカナダ側の滝の方が遥かに立派。そういえば映画「ナイアガラ」も実はカナダ側で撮影されたとか。Hおばさま一行は、カナダ滝の駐車場にアメリカナンバーが多く駐めてあるのを見つけてご満悦。アメリカの州のナンバーを読み上げる始末。
それにしても世界的な観光地。多彩な国籍の観光客の姿が。やはり多いのが東洋人、次いで目立つのがインドやアラブ系。ただ残念ながら、どこを探してもマリリン・モンローの姿は見つけられなかった。
8月16日の出来事。

0 件のコメント: