2012年8月18日土曜日

どこかが違う?



トロント2日目。まずはお目当てのマリンショップへ。日本からでも通販で買えるが、サイズのある物は試着してみないとわからない。中でもブーツは前から欲しかったが、たくましい筋肉?に邪魔されて足の大きさで合わせると全く履くことが出来ない。今回は、うまく開く装置があるもので、比較的フィットするものを探すことが出来た。満足、満足。たくさん買いすぎたので、おまけに買ったものを入れるバッグまで買ってしまったというオチまでついてしまった。

もう、このまま帰国してもいいかなと思ったけど、せっかく観光案内してくださるというので、すぐ対岸にあるトロントアイランドへフェリーで行く。といっても、わずか15分の船旅。島にヨットハーバー
は4箇所ある模様。金曜日というのに結構な数のボートがセーリングしていた。さて、島に上がるとそこは大きな公園。自動車が基本的にはいないので、のどかに歩いて散策。新宿御苑のようなきれいな緑の芝生が一面に広がる。
暑い夏とはいえ、日陰に入ると十分に涼しい。15分以上、海辺いや湖畔を歩いて瀟洒なレストランへ。健康志向でベジタルバーガーを注文。地の生ビールも美味しかった。Hおばさんには婿さんがいる。フェリーに乗るときに二人だけ小さなチケットを持っていたので、何かと聞くとシニア割引券とのこと。興味があって色々年金暮らしのことを聞けば、カナダでは、かつては65歳がリタイア 年齢だったが、今はもっと長く働く人が増えているとか。でも彼は65でリタイアしたそうな。すべての交通機関がシニア割引を設けているとか。日本では映画ぐらいなので羨ましい話だ。生活はどうなのかと失礼を省みず問うたところ、"enogh is enogh"という答えが返ってきた。なるほど、その精神を見習わなくては。

帰り際にヨットハーバーの近くをお散歩。ビル街が見える距離でセーリングという環境。移住したくなるぐらい。帰りのフェリーからはレースを楽しんでいるJ24フリートとすれ違った。
毎日、潮風に吹かれて・・・そうだ、ちっとも潮っぽくないぞ。ここは巨大湖なのだ。うーん、琵琶湖では対岸が見えるだろうけど、ここはまるでオーシャン。潮でべたつかないのは嬉しいが、どこか足りないような気がする。人間とは贅沢な生き物だ。

8月17日の出来事。

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