2013年1月16日水曜日

お山の同窓会 その2

 山の夜は静かでぐっすりと深い眠りに。朝、何やらあたりの様子が昨日と違う。窓を開けたら一面の雪景色。
喜んでいるのは我々ゲストだけ。山小屋の主人は車が動くかどうか慌てだした。 兎に角、本道まで車を出しておこうという事になり、早速行動開始。何とかUターンはこなしたが、その後の坂道が大敵。スリップして前に進まない。そこで人海戦術に出た。長靴にスコップを支給され雪掻き開始。それでも雪はどんどん舞い降りてくる。しかも乾いた雪なので、あっという間に降り積もる。最後の手段で砂利を撒く。

少しは雪道馴れしてるだろうということでドライバー交代。責任があるので慎重に、慎重に。
 やったー。脱出に成功。本道の手前まで車を移動、急いで山小屋に戻り、帰り支度。
小淵沢の駅までは山小屋主人がそろりそろり。後ろに渋滞の列をつくってしまったが、無事に駅に到着。三重の友人を見送る余裕もなく山小屋主人は帰路へ。今ならば、まだ戻れるだろうぐらいにしか考えていなかったがご主人はそれどこではない。我々が別れの手を振っているのも眼に入らず真剣な表情で駅を後にしていった。
三重の友人を見送り、帰りは時間があるので鈍行を乗り継いで帰ることに。ところが、それが甘い見通しであることは直に分かった。
雪のため、大幅な遅延。道路も渋滞していたので、どんどん客が乗ってくる。最後は満員すしずめ状態。東京に辿り着けば雨に変わっているだろうという予想もおおはずれ。高尾に着いても次の電車がいつ来るか不明という状態。無事に家に帰れるのか不安になったが、何とかなるもの、運が良かったのか、予定時刻に到着。最後の200mは雪まみれになったが、転倒もせず無傷で生還。やれやれ、思わぬ記念日となってしまった。
1月14日の出来事。

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