旭川との中間地点、美唄で高速を降りた。ここは、かつては炭鉱の町として栄えたところだが、今は静かな田舎町。安田侃さんという彫刻家が廃校をギャラリーに変え、アートの発進基地としていた。
NPO化されていたが、受付も、野外彫刻のメンテも、若い人の手によりなされていた。北海道へ来て気づいたのだが、実に若者が多い。東京は完全に高齢化社会が完結しつつあるのに比べ対照的だった。
さらに、北へ。日本一真っ直ぐな道路は走っていて退屈だ。しかも徐々に暑さが増してくる。石狩川沿いに走るとやや涼気がやってくるが、信号が多く、停まる度にダンプの排気ガスを吸うのには閉口した。
やって来ました。大きな盆地の旭川。思いのほか小規模な木工工房では若者が製作に励んでいた。ギャラリーのある地区は北の嵐山と呼ばれる落ち着いた地区。あまり入り込むとバイクでのUターンが恐いので中間地点でバック、街の中心へ向かう。日本では珍しいロータリーが街の中央にある。ホテルにバイクを置き市内散策。
ここは氷点の街。海外からの観光客が記念館には多く、働いている方も含めて独特の三浦ファンがいることを実感した。
最後にご存知、ご当地ラーメンを。知名度は高いが、札幌を含めて味のレベルは20年前のまま。むしろ東京のラーメン屋の精進ぶりを褒めるべきなのだろう。
明日は美瑛の丘を南下の予定。
雨が降らぬか、ちょっと心配。
8月5日の出来事。
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