ここは摩周湖の近く弟子屈町。後輩のTI君の棲家。D型と呼ばれるかまぼこ倉庫の屋根は赤白ストライプ。ヘリコプターを所有していた次代の名残だが、遠くからでも一目で所在がわかるというもの。これを見つければ迷子になることはない。
それにしても、朝はいつも深い霧の中。気温は20度に達しない。寒い!
テレビのニュースは日本列島が猛暑と告げているが、ここにいると信じられない。ヨットを出す予定だったが、これでは諦めざるを得ない。水はもっと凍えるほど冷たいのだ。
そういう中、元気に水遊びをする愛犬ロッキー君。狩猟犬なので、何かを投げると、瞬く間に飛び出し水しぶきを上げる。何度でも飽きることがない様子。さすがに本能というものは凄い。嬉しそうに跳ね回る。都会では大型犬は飼えないなあ。
北の国最終日は、湿原を横目で見ながら一路南下。1時間半ほどで終着
の釧路に到着。総走行距離は850kmあまり。ゆっくりゆっくり回ったのでそれほどの疲労感はない。渋滞も無く、涼しい気候は快適そのもの。
多くのライダーが訪れるわけだ。北海道では、なぜかライダーがすれ違うと手を上げてサインを交わす。次の町まで何もない不安感もあるのだろうか。痛くて肩まで上がらぬ左腕を何度も持ち上げなくてはならなかったが
きっといいリハビリになったに違いない。
さて、本州へ戻った時の酷暑に耐えられるかどうか。
長いようで短い夏の休日は終わりを迎えた。
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