2013年4月25日木曜日

若い人たち

今日は都心にあるO大へ。
 野に咲く花は何故か美しい。ちょっとしたコンクリートの割れ目からでも、その命の息吹を精一杯天に向かってのばす。名も無い花こそ美しいというもの。低気圧通過の荒れ模様の日だったが、ちょっとした晴れ間を見つけて散歩。おなじみのKB食堂へ昼食をとりに。
いつものお任せ方式で美味しく定食を頂く。水曜日のお昼の楽しみが復活。

授業を終えて、ひたすら南下。
 授業日では無いのだが、YK大へ。新人コンパに飛び入り参加。まあ、私も一応新人なのでお呼びがかかったという次第。ここは遠慮なくお邪魔に。今の若い人の宴会とはこういうものかと、新しい発見ばかり。おじさん達の濃い宴会文化はもう今の若い人にはそぐわないことが良く解った。これからは、付き合い方を少し変えていかねば。一様に若い人は真面目で、好感がもてた。進行もそつなく脱線するバカ者はいない。嬉しいような寂しいような。
アルコールは基本的に抜きのカレーパーティー。心がこもった手作り感が良かった。そのまま帰ればいいのに、おじさんは何故か引っかかりたくなる。昔のお店がまだあるか探訪。ありました、ありました懐かしい暖簾が。裾がすり切れているのに歴史を感じる。店に入ってみたら閉店間際ということもあるが、閑古鳥。
いつまでもこのまま続いて欲しい名店である。やはり、おじさんはこういうところの方が落ち着ける。

4月24日の出来事。

風そよぐ

晴れ上がった朝、今日は保育園の一日。今日の年中さんはと初の出会い。自分にとっては最後の新学期初日という計算になる。やっと一回りするのでホッとするような少し緊張するような。
同じネタをしても、毎回子どもの反応は違う。そこが、この仕事の面白いところかもしれない。いくつか新しい発見があり楽しく活動は終了。活動の終わりに皆で作品を見合う時間を作っているが、人数が多いこの園では、自由に回ってみる展覧会形式に。飽きて走り回る前にストップのかけ声。もっとみたい子もいるだろうに。考えてみれば残酷だが、全体を考えればしょうがないかな。やはり適正人数というものは確かに存在する。それと経営はなかなか一致しないもの。
もう少し教育に金をかければ、もっといいことが出来るのにと思うのだが。

外は緑のそよ風が心地よく吹き、鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいた。

4月23日の出来事。

2013年4月23日火曜日

頭フル稼働

 週に3度の大学授業、加えて保育園1回。保育園の仕事は準備を入れても1日で終了するが、大学はそうはいかない。仕込みに1日、後始末に半日、授業日を入れて合計2•5日を要する。それを3校やっているので単純計算すれば7•5日+1日で週に8•5日の労働をしていることになる。休息日も欲しいので6日間で全部をこなすには、どこかで無理をすることになる。本日は朝からPCの前にへばりつき黙々と仕事をこなすことに。3つのやるべきことのうち2つを終えたところでギブアップ。もう、脳みそ腐りそう。いかに普段使っていないかがバレバレ。
 こういう時は迷わず気分転換。電動ホワイト号で買い物を兼ねて近所をお散歩。北風が冷たいなあ。畑には美味しそうなホウレン草が緑のベルトをつくっていた。やっと葉もの野菜が甘くなる時期になった。これからはサラダが楽しみ。たった10数分のポタリングであったが、気分は爽快。土の香りを嗅ぐのはいいものだ。
唯一欠かさず観るTV「笑点」でひと笑い。予感はしていたが、そのままダウン。夜の部の仕事は遂行出来ずに惨敗。
朝は少し早起きして昨晩の遅れを取り戻そうと頑張るが、何だかんだで時計の進むのだけが早く、これ以上焦るとミスが出そうなので切り上げてZ大へ。新学期は準備も大量になりコピーとりに邁進。何とか授業準備完了。さて、ドキドキの授業は、一つだけ痛恨のミスがあったが、何とか手応えありのうちに終了。やはり準備を焦るとどこか抜ける。確認作業を思っている倍やらねば。記憶力や注意力も確実に衰えているようだ。
帰り道に見える山の稜線がきれいだった。大自然は、人の心を癒してくれる。
4月21日から22日に掛けての出来事。

2013年4月20日土曜日

パン屋さん

 金曜日はノー仕事デーなるも、資料のコピーやら仕事打ち合わせやらで、あちらこち縦横無尽の行動日となった。色々と回ったのでYUの友人事務所で宿泊することに。初めは予期していなかったが友人とばったり鉢合わせ。狭い事務所でも二人がゆっくり睡眠をとれるかの社会実験をすることと相成った。結果はオーライ、疲れていると睡眠が深いので、騒音公害も気にならないとういうことが分かった。朝はゆっくりと起きて近場を散歩することに。アンパンマン号にもしばらく乗ってないのでポタリング。近所には洒落たパン屋さんが多いのだが、その偵察に。
 著名店も多いのだが、いずれも目が飛び出るお値段。毎日買うのにはねえ。数件を調査しながらはしご。普通のパン屋さんもあるが、それではどこで買っても同じこと。ここは人の入りをみることとしよう。ちょっと旧い地味なパン屋さんを発見。店前で観察すること数分。なじみ客と思われる人が次々と入店。迷わずに数種のパンを求めていた。うーん、これは良さそうだ。デンマークの伝統的なパンを焼いているらしい。家族経営なのでお値段もお手頃。何よりも固いパンというキャッチに飛びついた。さて、お味の方はいかがか。夕食が楽しみになった。YU周辺は坂道があり、最後は押して急坂を登る。
短いお散歩は終了。トイレ掃除などして帰宅の途に。前々日にチャレンジしたレモンピールはどうも納得がいかない出来だった。本当にこれでおしまいの最後のレモンを使って再チャレンジ。さて、今回は時間をかけてやろうと思う。手間隙かけるというのが美味しいものをつくる鉄則か。新学期はストレスも溜まるので無心になって何かを作るのは、良い気分転換にはなる。さて、明日は一気に溜まった仕事を片付けねばなるまい。
4月19日から20日にかけての出来事。

2013年4月19日金曜日

渋滞!

 今日はY大へ行く日。毎日お仕事があるのは嬉しいのだが。朝の早起きは辛い。59冊のスケッチブック、PC、資料などの大荷物があるのでポルシェ君出動。ここのところの海通いですっかり潮っ気がついて車内は海産物運搬車のような臭いが。一度室内を大掃除せねば。朝は6時半前に家を出たのだが、やはり渋滞にはまってしまった。前回は裏道を駆使して南下したのだが、要所要所は7時より通行止め。従って大きな道を行かざるを得ない仕組みになっている。まあ、早朝から抜け道車に通られちゃ、そこに住んでいる住民にとっては大迷惑なことは分かるのだが。
 第3京浜の入り口まで1時間半を要したが、そこからY大までは30分も掛からなかった。授業準備の前後にスッケッチブックを台車に載せてえっちらおっちら運ぶのが日課になりそう。雨が降ったらどうしようか。また、バリアフリーの対策は一応されているのだが校舎にエレベーターというものが一切無い。階段の昇降が2階分を2回ずつ、計4回階段を上り下り。これは体力勝負だぞ。まあ、いい運動と思えばいいのか。相変わらず素直な学生との授業は楽しい。半分講義、残り半分の時間は実習といった時間配分。天気も良く春を感じて楽しそうに活動していた。
さて、授業終了して講師控え室へ。ここでスケッチブックの今日の活動ページをコピー。これは大変ありがたいこと。重いスケッチブックを持ち帰らずに済むというもの。昼食は生協さんから出前を取るとちゃんと講師控え室に届いている。480円と少し高値ではあるが電子レンジもあり、暖かい昼食にあり付けるのは嬉しい。
さて、帰路は、渋滞は皆無。たった1時間で帰宅。何だ、こんなに近かったのか。まだ陽のあるうちに帰りついたので、最後のレモンを使ってレモンピールつくりに挑戦、さて、首尾よくいきますかどうか。4月18日の出来事。

新学期続く

 今日はO大の初日、都心へ向かうのは電車で。メトロ始発駅近くの無料バイク駐輪場は、いつもに増しての混雑ぶり。やはり4月は新しいスタートだからか。こんな時でもスーパーモンキー君は、するっとちょっとした隙間に潜り込む。流れに充分ついていけるスピードも出て、便利な脚としてすっかり定着。荷物が少ない時はこれからも一番活躍するだろうなあ。月に一度給油しても200円ぐらいというコストも大した優れもの。
 O大は新学期でそれなりに混乱もしていたが、種々の雑件を手際良くさばくことができた。学食は混雑する寸前に入ることが出来た。一番早そうな本日の定食330円なりを頂く。適量であり満足出来るお値段、支払いもスイカでと合理化。問題は次から次へと女子学生の群れが押し寄せるので、ゆっくり食事出来ないことぐらい。
住み着いているネコちゃんは悠々と構内をお散歩。これぐらいの余裕が欲しいものだ。授業は蓋を開けてみれば20名弱の適正人数。このまま履修してくれるといいのだが。今年はTAという助手さんのような方を配置してくれたので、授業の効率が一気にアップ。
実技が多いので、準備や後片付けが助かるというもの。
無事に授業が終了。メトロに乗って美術館へ。GW中に鑑賞の授業のために学生を引率するので、その下見。ただみて帰ろうかなと思ったのだが、学芸員の方にアポ無しで面会。お忙しい中でも丁寧に対応して頂けた。もう20年以上も前からの旧知の中なのだが、対応も以前よりも随分としっかりされていた。やはり人間は成長するものだ。自分はどうなのだろうか。帰り道で見かけたウシさんに聞いてみたくなった。
4月17日の出来事。

2013年4月17日水曜日

保育園も新学期

 心身ともに疲れた時はバイクに乗るに限る。普段使わない身体感覚が活性化され、緊張もするので心の栄養になるようだ。今日はY保育園へバイク通勤。道路状況にかかわらず、ほぼ到着時刻が読めるのも精神安定上いいようだ。問題はあっと言う間にスピードが出る事。春の交通安全週間、真っただ中。交通公務員の方のお世話にならないように気を付けよう。バイクのもう一つの利点は交通費の安さ。往復で50km近くの道のりがあるが、多分消費ガソリンは2L程度。往復300円で釣りが来る乗り物は無いだろう。
 さて、保育園に到着。新4歳児さんとは初対面。向こうもこちらも、いや一番は保育者の方が緊張の場面。慣れるまでは気を遣うだろうが、毎春必ず新しい人と出会えるのは素晴らしい商売。今年の初対面人数を数えてみたら、おおよそ300人。冬の北の国を入れれば500人規模。やがて忘れられてしまうだろうが、こちらは結構覚えているもの。そういう出会いも、すでにカウントダウンの年齢となったが、ひとつひとつの出会いを大切にしたいもの。新年度は定番の題材で、冒険はしない授業スタイル。まずはお絵描きを好きになってもらわないとね。
翌日は、ご近所のM保育園へ。庭に綺麗な薄紫色の花が咲いていた。聞けば大根の花とか。こう花を咲かせてしまうと、もう食べられる大根はとれないそうだが、見ているだけでも心が和む。やはり大地に根付いた命は美しいもの。5歳児さんは、私とは2年目で顔見知りの間柄。絵を描いた後に丸くなって座り、少しおしゃべりなどしてみた。場の作用というのがあって、こういう席だと話がしやすいようだ。さて、これから1年、どういう授業をしていこうか。新企画も取り入れつつ、一歩一歩前進せねば。
4月15日から16日に掛けての出来事。

2013年4月15日月曜日

ああ疲れた

とうとうやって来ました。お披露目のパーティーの日が。準備も不十分なまま本番に突入。最大の目論みは、新メンバーの加入や海から遠ざかり組のカムバックであった。まあ、思うことの半分達成できればいいとするか。受けてくれた会場側もプレオープンなので右往左往の混乱状態。また、シナリオ無しで臨んだ私も無謀であった。来臨者は、予想を上回り多数。それぞれに懐かしい会話の輪が出来ていたが、戸外でやるパーティーは場の雰囲気の設定が難しい。そんな中でもサングリアなど召し上がって頂いているうちに和やかなムードに。無事にお開き、片付けは大変だったが、こちらは皆様のテキパキとした動きのお陰で、おおよそ時間内に終了。
船の片付をする頃には夕暮れの静かな海。油壷が一番美しいひととき。

この時間を共有出来る友が、また戻ってきてくれるといいのだが。若い時と違い、みなそれぞれの生き方をしてきているので、なかなか合わせるのが大変になってきている。されでもたまには昔に戻った時間を過ごしたいと思うのは世間ずれしているのだろうか。ゆっくりでもいいので、息長く海で過ごす時間をもちたいとは思う。

翌日は、移動してレース参加の予定。早起きして壷を後にしたが、途中で大チョンボに気がつき真っ青に。直に車を返してまた壷へ逆戻り。時間的にはたいしてロスした訳ではないが、こんな勘違いをしてしまった自分が恐ろしい。本当にボケが始まったようだ。いつか大きなミスをしなければいいのだが。鎌倉の海は真っ白。レース中止かなと思いながらハーバーに到着。案の定リギンがガンガン鳴っている。整備を少しやって解散。
2泊3日の海行きは、休まるというよりも疲れたというのが本音。
まあ、こういうこともあるでしょう。
4月12日から14日にかけての出来事。

2013年4月12日金曜日

Yokohama

小雨がけむる朝、第3京浜を一路南下。予想時刻よりも大幅に早く新勤務先に到着。早起きした甲斐があったというもの。駐車場は有料、無事にゲートが開くかハラハラしたが一発でゲートオープン。ナンバーをカメラで認識してるみたい。ハイテクな学校だ。人件費よりも機械の方が安いということだな。
これで半年は安心して自動車通勤が出来るというもの。もっとも、スケッチブック59册を抱えて電車やバイクで通勤は無理というもの。授業のお客さまは大半がホカホカの新入生。構内地図を片手に迷い迷い歩いてる可愛い光景。自分も新参者だから、その気持ちが良く解る。
生協から出前してくれる弁当は上出来の旨さ。混んだ食堂に行かずとも控え室でマイペースで食事できるのはありがたい。午後の仕事も捗るというもの。さて、帰り道にちょと寄り道を。そう、あの場所です。黒澤映画を観たことがある人ならば、思わず佇んでしまう交番前。周囲はすっかり様変わりなれど、Y町交番は当時そのままの面影。しばし感慨にふけるが、今や道行く人の何人がそれを知っていることやら。この界隈は画廊や画材店がひしめく街に変身。すっかりモダンな地区となった。これも隔世の感あり。もっとも一歩裏町に歩み入ると猥雑な雰囲気がそのまま残っているのだが。
お目当ては、教え子さんのお母様の初個展。窓が大きく明るい内装。ペン画やエッチングが飾られていた。還暦祝いということだが、そうは見えないお若さ。子どものような自然体そのままの絵ばかりの個展だった。この母親あっての、あの子達と納得がいく。家庭内の柔らかい雰囲気が伝わってくるようだった。ほのぼのとした気持ちで帰路に。
明日から2泊3日の海行き、久しぶりに潮風を吸いに行くとするか。
4月11日の出来事。

2013年4月10日水曜日

レモンママレード

我が家にも春が来ていた。カリンに可愛らしい花が咲いていた。そういえば小鳥が毎朝良く訪れるようになったのは、これを狙っていたのかもしれない。
今日は、家で一日を過ごす最後の日。ずっと宿題にしていたレモンママレード作りに挑戦。砂糖を多くすれば保存もきくが、コアントローが好きなので、そのコンビで出来ぬか思考錯誤をすることに。肌の綺麗なレモンは人にプレゼントしたので、残っているのはあばた面が多い。皮を剥くのが大変だったがプレゼントする人に喜んでもらえたらと思い発奮。少し甘さ控え目、すっぱさも残る大人味の
ママレードに挑戦。レシピを確実に再現する方が失敗がないのだろうが、ここは山勘に頼ろう。失敗したら全部自分で食べるつもりで挑戦。この無農薬レモン、取ったつもりでも煮ると後から後から小さな種が出てくる。比重の軽い種が煮ているジャムを搔き回す度にポツリポツリと浮上してくる。それをひとつずつ掬っていくのは手間なのだが、そのうち無心になってくる。何も考えずに種と対話するのは実に楽しい。そうこうしているうちに水っ気が少なくなってくる。いよいよ完成間近だ。コアントローの量に迷ったが、ここでも、いやぁ!だめなら全部食べてしまえと、再び開き直り予定の倍量を投入。さて、それでもちゃんと様になってくれた。
出来上がりは思いのほか透明感のある色に仕上がり、まあ最初にしては満足かな。瓶を簡易煮沸して瓶詰め。空気を入れないでやるのは相当コツが要るようだ。まあ、直に食べてくれる人だけに召し上がっていただくとしよう。
さて、今日の後半戦は、エッチングの残りをやらねば。式当日まで時間があるのは今日だけ。眼が疲れてなければ出来るのだが、そろそろ日も暮れてきた。さて、どこまで追い込めるのか。

4月10日の出来事。

青息吐息

 人間、だれしも事が上手く運ばぬことに遭遇する。新学期直前、追い込まれた中でも、色々な事態が発生する。物理的に追い込まれると気分の揺れが大きい。忙中閑ありと自分に言い聞かせても、深呼吸をしようともどうにもならない時はあるものだ。
そんな訳で、やっとブログまで行き着き生きてる証に再開。始めた頃は色々な意味があったが、最近は惰性、いや習慣化されているので、何か自分の中でシフトチェンジをしたい時にページを開くようにしている。心の安全弁のようなもの、休みたい時は休む。気が向いたら、またスタートという按配が良いようだ。
 オーストラリアでのホストパパとママが来日。たった数分間だけの再会だったが、懐かしさで一杯。南半球にも、確実に故郷が増えていたことを実感。いつの日が訪れねば。観光地で会ったため人ごみに酔ってしまいフラフラしていたが友人の奨めで水族館を見てから帰ることに。気が進まなかったが、思わず引き込まれそうな小世界に感動。
帰宅するなり、最後の予習追い込み。日頃さぼっていて試験前に一気にやる悪い癖は一向に治らず困ったもの。しかも今回は授業に電子紙芝居を取り入れるので苦心惨憺。あー胃が痛いを通り越してしまいそう。久しぶりの夜のお勉強、修士論文書いて以来だなあ。トイレに行く時間も惜しんで何とか完了。

さて、今年度の初仕事は保育園とZ大のダブルヘッダー。いきなりにしては過加重、オーバーワークだったが、どちらも不思議なもので、年齢は違えどお客様の前に立つとシャンとするもの。少しはプロ精神が身に付いたかな。保育園からZ大への移動いつも通る空き地。大好きなオオイヌノフグリが咲いていた。確か花言葉は『清らか』だったように記憶している。

4月6日から8日へかけての出来事。

2013年4月6日土曜日

新しい仕事場

 ひょんなことから声が掛かり、新しいパート先が増えた。いきなりの授業開始は不安なので、下見に行くことに。今、話題の直通電車ののること70分、海のある県の大ターミナル駅に到着。座って居眠りしていけるのはありがたい。問題は駅から大学までの脚。構内乗り入れの直通バスがあると聞き時刻を合わせてバス乗り場へ。スムーズに構内に到着。運行が1時間に1本というのが玉にキズ。やはり通勤は車にしようかな。さて、今日は新学期の開始日、おおくの新人勧誘テントが林立。なかなかの活気。我が母校のクラブ新人勧誘を思い出し、今頃どうしているのかなあと気になったが、まあ、余計な口は出さずに遠くから見ているだけにしよう。
 はやりの耐震工事に着手中で、どこも工事、工事。それにしても
昔のままの旧い校舎が多く、授業をする教室も時代物。アナログな
感じでいいのだが、持ち込んだPCとプロジェクターの相性が悪く設定に四苦八苦。やはり下見に来てよかった。1週間以内に解決せねば。新学期が始めると怒濤の日々が開始する。GWぐらいまでは辛いだろうなあ。山盛りの仕事を、ひとつひとつ解決していかねば。
人生いくつになっても山あり谷あり、そうそう簡単にはご隠居させてくれぬ。まあ、お呼びがかかるうちが華と思ってお務めすることとしよう。昨日までの、のんびり生活から急にラッシュアワーの酷電に乗り換えた感じ。まだまだ老いてはいられません。
図書館の前に円形の広場が、すり鉢状の中央には青いテント劇場が。これがかつての赤テントの遺産であると聞きびっくり。時代は移り変わるものである。近代的な図書館の前を行き来する若者たちは、今の時代をどう考えながら生きているのだろうか。
授業が開始した時に生じるであろう、当たり前のズレが今から恐ろしいが、自分は自分のスタイルで、まずは当たってみようと思う。ちょっと緊張の春になりそう。
4月5日の出来事。

2013年4月5日金曜日

来客あり

 人間、何か目標がないと事を起こさぬもの。とりわけ怠け者の私には、差し迫った何かが必要。春休みの最大のイベント、大掃除のゴールはお客様を招待することに設定していた。何人かに声を掛けたが、平日の午後に時間があるのはリタイア人生の仲間だけ。まあ、当たり前といえばそれまでだが、かつてはまだ新学期が始まっていないこの頃は、仕事しない時期だったのになあ。
昨日までの嵐は収まり、屋外で過ごす絶好のランチタイムを迎えた。土産には先日作ったドライフルーツ、容れ物で少し見栄えが増すというもの。
 片付けた大物は処理場へ自分で持ち込んだが、再利用してくれそうなものはオークションへ出品。本日、無事に全品を捌くことができた。すべてを1円スタートでオークションに出したが、そのまま1円で入札してくれたものが4点もあった。落札した人は大層得したに違いない。連絡のやりとり、梱包発送実務の労役が1円ということになるが
有効活用してもらえれば、それだけでやった甲斐があるというもの。ただ捨てるのよりは、ずっと精神衛生上よろしい。この歳になると人に「ありがとう」って言って貰えるのが何より嬉しいのだ。
ランチは得意のというか、他は出来ないスペイン飯。客人を待たせてはいけないと途中まで下ごしらえをしたのがいけなかった。出来が中途半端になってしまった。次回は目の前で作ることにしよう。午後の空気は爽やかで空はひときわ青く高かった。
今日で春休みはおしまい。明日から新学期準備に邁進です。

4月4日の出来事。

2013年4月3日水曜日

数日まとめて

 毎日の日々を綴るのは、習慣化すればさしたる苦労もいらないが、いつもと違うことをするのには大変なエネルギーを使ってしまう。
したがってブログも一時中断状態だった。年度末に合わせて大身辺整理大会開始。現役の時は、拘束されていたが、それなりにリズムがあった。やれ、保護者会だ、公開研究会だ、と仕事場を火事場の馬鹿力で一気に片付けるのは、特技でもあった。今や、一介のしがない自営業者。自分で仕事もコントロールすればいいので、それを言い訳に、また生来の怠け癖も加わり片付けは慢性的に滞りがち。でも、ここでやらねばと一発奮起。その結果、精神障害症状が出るほど疲れきってしまった。周囲には多大な迷惑を掛け申し訳なし。
 追いつめる毎日、春のサクラもいいが、もっと好きなのは菜の花。どこからか童謡が聞こえてくるような日本風景がいい。武蔵野はそういう意味で落ち着ける住まい。海は見えないが大地がある。こういう風景を見るのが唯一の息抜きだった。ふう。
片付け3日目、散乱していた物を整理し、やっとヨット用品コーナーを作った。いつでもヨットギアは準備万端なのだが、ここ数日左腕が上がらず辛い毎日。海へ向けてのリハビリの日々が続く。また
片付けをしていると思わぬ物を発見する。ずっとお借りしたままで気になっていた書籍を見つけた。急いで恩師の元へ。一抹の不安はあったが、94歳の先生はご健在。アトリエは昔のままだった。
20年近く返し忘れていた事を心から詫びたが、先生は優しく出来の悪い教え子のことを許してくださった。涙が出て止まらなかった。このご恩を誰に返そうか。どう見ても精神的には、多額の借金を残して旅だちそうな気がする。それほどお金に出来ない宝物をいただいて育ったように思う。本当に恵まれていたな。時代背景もあったのかもしれない、物は貧しくても豊かだった日本が懐かしい。
さて、明日から気分一新、新年度に向けての仕事を開始しようと思う。遅すぎるスタートだが追いつかなくては。
4月1日から3日にかけての出来事。