2013年4月12日金曜日

Yokohama

小雨がけむる朝、第3京浜を一路南下。予想時刻よりも大幅に早く新勤務先に到着。早起きした甲斐があったというもの。駐車場は有料、無事にゲートが開くかハラハラしたが一発でゲートオープン。ナンバーをカメラで認識してるみたい。ハイテクな学校だ。人件費よりも機械の方が安いということだな。
これで半年は安心して自動車通勤が出来るというもの。もっとも、スケッチブック59册を抱えて電車やバイクで通勤は無理というもの。授業のお客さまは大半がホカホカの新入生。構内地図を片手に迷い迷い歩いてる可愛い光景。自分も新参者だから、その気持ちが良く解る。
生協から出前してくれる弁当は上出来の旨さ。混んだ食堂に行かずとも控え室でマイペースで食事できるのはありがたい。午後の仕事も捗るというもの。さて、帰り道にちょと寄り道を。そう、あの場所です。黒澤映画を観たことがある人ならば、思わず佇んでしまう交番前。周囲はすっかり様変わりなれど、Y町交番は当時そのままの面影。しばし感慨にふけるが、今や道行く人の何人がそれを知っていることやら。この界隈は画廊や画材店がひしめく街に変身。すっかりモダンな地区となった。これも隔世の感あり。もっとも一歩裏町に歩み入ると猥雑な雰囲気がそのまま残っているのだが。
お目当ては、教え子さんのお母様の初個展。窓が大きく明るい内装。ペン画やエッチングが飾られていた。還暦祝いということだが、そうは見えないお若さ。子どものような自然体そのままの絵ばかりの個展だった。この母親あっての、あの子達と納得がいく。家庭内の柔らかい雰囲気が伝わってくるようだった。ほのぼのとした気持ちで帰路に。
明日から2泊3日の海行き、久しぶりに潮風を吸いに行くとするか。
4月11日の出来事。

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