2012年2月28日火曜日

お安いPCでも

本日は、午前中は、沖縄プロジェクトの電話連絡に終始した。つくづくEmの無料通話に加入しておいてよかったと思った。まともに支払っていたら、それだけでお財布パンクです。オーストラリアのホストファミリーへのメール等も時間が掛かり、何を優先するかの究極の二者択一をいつも迫られている気がして、疲れるのだけど、まあいつも人生土俵際一杯といった生き方は変わらないかもしれない。今日もメールが入ってから、保育園が明後日にあるという事実を思いだした次第。きっと、いつか、どこかで大ポカをやりそうで恐い恐い。そんなかんだで、確定申告を纏めたのは午後になってから。明日は税理士である弟君のところへ早朝、朝駆けです。大量の雪が降らないといいなあ。ちょと、気分的には疲れ果てて、夕食タイム。絶品のレモンがあるうちに、オリジナルサイドカーに挑戦。なかなか辛口で良かった。でも何と言っても一番の決め手は、美味しい無農薬レモン。皮が薄くて果実たっぷり、これをいかにうまく飲ませるかが命題。
Amazonから特急便が到着。何しろ朝頼んだのが、もう夕方には着くというバイク便にも負けぬ素早さ。送料無料のプレミアム会員は止められぬ、まるで魔法にかかったよう!1,350円なりのUSB形式のテレビチューナーを購入。付属アンテナを建てても入りは悪かったが、室内のケーブル線に繋げば、あれ不思議。くっきりとテレビ画像が映るではないか。これで、都心の別荘にテレビを買う必要がなくなった、ますます快適になりそうな予感。
それにしても技術の進歩と低価格の波は凄くて、ちょっと着いていけない気がする。

2月28日の出来事

2012年2月27日月曜日

整理整頓

やっと確定申告事務に着手。某A税務署へ立ちより、トイレ借用だけでは悪いので、自販機でバナナココアなる物を頂いた。あれ、どこかで見たな。ああ、そうだ。北の国の学食にあったなあ、懐かしい。でも、待てよ、価格が違うような気がする。50円安すぎないか?まさか、公務員特権じゃないだろうなあ。駐車場から車を出す時に、目の前に大きなフェンスが建ち、何やら工事中。うーん、これが例の話題になった公務員住宅に違いない。それにしても大きな敷地だ。駅からも遠くないし、民間だったら、凄い値段になるに違いない。やはり、我が国では、お上は特権階級なのだ。


この頃、捜し物をしている時間が馬鹿にならず、もしかしたら作業時間を上回りそう。今日も、来たるべき船検の書類を求めて1時間。重い腰を上げてある作戦を開始。壁にコルクボードを貼り付けた。さあ、少しはやる気になるかなあ?整理整頓の札も掛けた方がいいかも。




2月27日の出来事

南の海を目指して

GWの沖縄レースへ向けて、練習という名の準備会。寒空だったが、まずまずの風に恵まれて帆走。今日集まった回航主要メンバーは70歳代が4名、60歳代が4名、ヤンゲストが59歳。たった数時間で、もうからだが言う事を聞かない。沖縄までの長い航海、無事に保つかどうか。まさか冥土への片道キップなんてことはないだろうが、途中でプッツン切れて救助ヘリコプター何てことにならないことを祈ろう。そういう自分が一番危なかったりして。摂生、運動に努めなくては。口先だけじゃだめよ。

回航中のメインの仕事は、食当とみて、キッチンの準備。お湯を沸かし、ワンタンを食べた。寒い海の上では、何でもご馳走。それでも10人からしての食事をつくるのは一苦労。誰か手伝ってくれるかなあ?
ヨコハマベースの船にとってのホーン岬を越えたところでUターン。
いや、やはり脚の速い船だ。

寄港して写真撮影。記念写真ではない、沖縄レースの公式HPへ掲載する写真を撮り溜めているのだ。マナージャー役も超多忙。まあ、楽しんでやることといたしましょう。

2月の最終日曜日、寒空の下での出来事

2012年2月25日土曜日

母校再訪

ここは夜のK駅前、1軒だけ開いていたスタバへ。ちっとも寒くないので外でコーフィーを一杯。実際に外気温がさほど低くないのもあるが、先ほど来の興奮が冷め遣らぬというのが本音。前の職場の研究会に参加。実はあまり参加意欲は高くなかったのだが、客人を呼んだ手前、自分が行かぬわけにはいかず正直しぶしぶ参加。でも、校内に一歩踏み入れたとたん、そんな考えはぶっ飛んでしまった。公開授業では、最後の教え子に遭遇。手を振り返すのは遠慮したが、やはり覚えていてくれるのは嬉しいもの。懐かしさもあったが、研究が地道に進んでいたことに感動。やはり学び続けることは大事とみつけたり。
ちょっとした小宴会の後、お客さまに最寄り駅まで送っていただき、別れてからスタバと相成った次第。

一夜明けて、思い切って購入した新型PCにトライ。薄型で軽量。ネットしかできないが、これで3月のHKとオーストラリア、4月の沖縄とPCを持ち歩くことができるようになった。1年メーカー保障なので壊しても安心?!まあ、わざと壊すようなまねはしないけど。
2月24日から25日にかけての出来事

2012年2月24日金曜日

寒いガレージでも

冷たい雨の日、M保育園のダブル保育は続く。同じ題材をしても、子ども達が異なると反応が違う。つくづく子ども、いや人間は不思議な生き物だと思う。子ども達と過ごす時間は楽しいが、保育者の先生と事後の振り返りをする時間は緊張する。短い時間なのだが、いかに褒めて担任の先生をやる気にさせるかが課題と見つけた次第。若い先生なので、打たれ弱いのは、今の学生と同じ。



家に帰ってパーティー準備。今日は小学校教え子の私的同窓会。会場は我が家のガレージ。結構仕込みは大変だったが、たくさん懐かしい顔が集まってくれ嬉しい時を過ごした。料理の最後の仕上げは、教え子達が遊びながら?手伝ってくれた。芸術的なカナッペに感動。さすがです。
メインのシチュー鍋は、最後にココナツミルクをいれてまろやかに。すきま風だらけのガレージ、七輪の火だけでもホコホコと感じたのは、私だけだったのだろうか。

2月23日の出来事

2012年2月23日木曜日

学年末は大忙し

北の国後遺症がまだ抜けきらぬ毎日。仕事も寒さもきつかったけど、自分の今までのヒストリーを一気に凝縮して語ったので、完全にエクゾースト状態。自分は熱意あるんだけど、学生には、それがどう写ったのかな。自己満足に終わる傾向が強いので、ちょと心配。来年も呼ばれる可能性は低いけど、1回でも語り尽くせたのは満足満足。やっぱり、自己陶酔してるって!
さて、大学の授業は終わっても保育園の仕事は絶え間なく入ってくる。M保育園では、卒業アルバムを一人ずつ手渡すそうで、その原稿書きを頼まれた。PC打ち出しに人が多いので、思いっきりアナログで、しかもオメデトウというよりも、小学校へ行っても、へこたれるなよという檄を飛ばす内容となった。前例にはとらわれず、やはり自分流が一番。自己陶酔第2弾!





保育園では、版画の授業、お手の物と思っていたが、場所や材料などの諸条件が異なると勝手が違い、難しい。どんな悪条件でも出来るのがプロと自分に言い聞かせ頑張った。子どもの反応もまずまずで一安心。


帰りは狭い道を何やら飛ばしていますが・・・
ある大きな買い物をしたので、内心ドキドキなのです。
明後日送られてくるので、ご報告はまたいずれ。値切るために何度も交渉。一度帰宅してまた出直すといった具合。他にもやること山積みなのにねえ〜困った性分。
夜が明けて水曜日。明日のガレージパーティーの準備。七輪で焚くシチュー鍋と、お子さんが焼いてくれるお好み焼き。実は夏に貰った大量のソースの消費作戦なり。奥の方では焼き物教室を同時開校。さて、明日は雨模様のようだが、何人集まってくれますか。

2月21日から22日にかけての出来事

2012年2月21日火曜日

春の兆しが

北の国への出稼ぎ、日雇い労働は思いの外きつく、昨日は一日伏せていたような有様。
さて、月曜日はY保育園の日。夜の会があるので自転車で武蔵野線の最寄り駅へ。迷ったがジャンパーは省略。漕いでいれば温かくなると考えた。途中、ママチャリを追い抜くが、直ぐに追い抜かされた。人間の闘争本能を垣間見た感じ。乗り換え2回、1時間あまりで待ち合わせ駅へ。今日はガードマン?随行。いや、本当は違うのだが、ネクタイをきちんと締めたアレンジの方は子ども達に警官と間違えられていたというエピソードが30分後にあった。本日のお題は ひなまつり トイレットペーパーの芯に細工をして可愛らしく出来上がった。子どもの笑顔から何にも代え難いエネルギーを貰う。幸せな職業だなと、つくづく思う。
無事にお仕事終えて、昼食は以前から行きたかった手打ち蕎麦屋さん。
3種変わり蕎麦を注文。芥子(けし)、ヨモギ、そして写真は梅。いずれも春を感じ、味も絶品、何よりも適量なのがよかった。また、来なくては。今度は水槽で泳いでいた海老に挑戦したいのだが、お値段が・・



夜の会まで時間があったので、お風呂の王様へ。会員価格で650円なり。飲み食いしなければ格安。畳の部屋で小1時間爆睡。気がつけば、よだれを垂らしていた。かなり疲れは溜まっている。隣でお尻を向けて丸まっているお姐さんがいたが、やはり気絶していた。女性専用ルームもあるのに、そこへ行く前に行き倒れたのであろうか。
無料送迎バスで京王線の駅へ。そこから夜の会の会場までは僅か15分で到着。時間があったので洒落たカフェに入る。店内は暖房の効きすぎだったので外のテラス席へ。店員さんがびっくりしてブランケットを持ってきてくれたが、意地を見せ断った。北の国の寒さはこんなもんじゃないぜ。道行く人も何で、外でお茶してんのかなという怪訝な顔。実はやせ我慢してたので、切り上げ会場へ。パーティーは、まあ非常勤講師へのご苦労さん会。長居は無用とみて、一通り挨拶を済ますて早々に退散。そのまま帰れないところが食いしん坊の性。同じホテルの2階に隠れ家のようなバーを発見。サイドカーをオーダーした。これまた絶品。こちらが飲んで食べた後というのを見抜いた味付け。そっとレシピを垣間見たので、今度我が家に教え子が来るときに作ってみよう。プロのバーテンダーと勝負できるかなあ?

2月20日の出来事

2012年2月19日日曜日

持つべきものは友達

気が張ってる時は、そうでもないがホッとすると一気に疲れが出るもの。北の国疲れが抜けないが、OB会の会合へ。友人宅にポルシェ君を駐めて渋谷へ。ハチ公バスは乗車賃100円!お安いミニバスです。OB会は7時間のロング会議。へとへとになり、友人宅へ戻る。一緒に夕飯ということに相成った。寒空の坂道を下ること5分。北海道以上の寒さに感じるが、街中は出会う人も多く淋しさによる不安感は無い。洒落た店も、あちらこちらに。やはり都会もいいなあ、何よりも自分にとって、ここが故郷だという気持ちが心地良い。ワインにオードブル、ポテトサラダには黒スタウト。うーん、たまらん!地味な洋食屋だが、さすがに都会。安くて美味しい。友人もご満悦。お愛想は私持ち。私が全面的にご馳走したのは、ある作戦の一部。
今度は坂道を上って帰り着いた先は、友人の経営する貸しビルのあるフロア。その一角に、ビジネスホテルシングルルームを誂えた。今晩はここで就寝。都心に別荘がもてたという次第。

2月18日の出来事

2012年2月18日土曜日

北の国最終日 やっぱり遊ばなくちゃ!

起きろう〜!いつまで寝てんの!外気はマイナス19度。昨日までの疲れが一気に出てさすがにぐったり。つくづく教員とは肉体労働だと思う。帰りの飛行機は夕方なので、今日は観光に行くことに。雪道を歩くのは恐いので、まずは大きな荷物を郵便局へ出しに。予めサイズ計測に行って確かめた時に、郵便局の方に以下のアドバイスをいただいた。ビニール袋へ入れ、ガムテープで締め上げるとギリギリ小さいサイズに入りますよ。北の国から我が家まで1500円也、クロネコさんより350円も安い!民営化してからサービスいいなあ。
まずは有名な旧道庁へ。観光バスの往来、高校生の集団がひっきりなしに出入りし、記念撮影に大忙し。修学旅行に同行してると思われるカメラマンが集団記念撮影する裏側で、我がファミリーも記念撮影。巨大な雪ダルマの裏にあったミニ雪ダルマさんと並んでパッシャ。ミニ雪ダルマさんは誰が作ったのかな。園内清掃の方が数多く働いておられたので、やがて無くなるかもしれないが、こういうユーモアを理解してくださる方であることを祈ろう。スマホで見ると、外気温はマイナス13度を告げているが、体感温度はさほどではない。天気がいいせいだろう。吹雪さえなければ、北の国も住みやすい。地下鉄に乗って移動、そこからバスに乗り換えようとして・・・無い!無い!無い!あ〜〜〜〜〜、またやってしまった。アルツ君。PCは壊れるといけないと思って手持ちにしていたのだったが、地下鉄を降りたら、背中のリュックと肩掛けのポシェット以外に手ぶら・・・がーーーーん!前にも一度なくしたけど、その時は保険があり、うまく新品が入手できたが。今はもう保障切れ。あー、折角倒れそうになって働いた数日の稼ぎは新品PCに化けてしまうのか。オーストラリアも沖縄も遠くへ霞んで行った。どうやって皆にあやまろうか?もう、これ以上借金はできないし〜。兎に角、自分が立ち寄ったところを全て逆戻り、トイレ、道庁、地下鉄の駅員さんは親切に車内確認の連絡をとってくださったが〜
全部アウト。最後の望みの綱、郵便局へ。「あの〜、さっき荷物を出した・・」「PCの入った袋じゃないですか?心配してました」と優しい笑顔が返ってきた。やったー、やっぱり神は見捨てていなかった。その場でPCを無理無理リュックに押し込み、また地下鉄に乗る。
行き先は札幌ドーム。スポーツ観戦ではない。何と混んでて行けなかったビッグサイトのトーキョーモーターショーが地方巡業しているのだ。ラッキー、噂の86もコペン後継車もゆっくりと見ることができた。その両者とも悪くは無いが、プライスを見てリタイア老人には非現実でしかない。一番興味を持ったのがHONDA Nプロジェクトの真打ち N4。最初に親に買って貰ったN360の再来だ。でも、よく高校生の自分に新車買ってくれたなあ。それも3兄弟全員に。戦後の高度成長期を体感する過去の出来事、いや夢物語だが。当時はNコロと呼ばれ、それまで見たことがなかった真っ赤なNコロの群れが青山通りなどを謳歌していた。エンジンはモーターサイクルそのもの。走行安定性は最悪。新車でも2度も走行不能になった。それでも面白い車で、その車に出会って車好きとなったような気がする。良くも悪くも挑戦的なHONDA
スピリッツに溢れていた。走る実験室というのがHONDAがF1に参戦していたころのキャッチフレーズだったが、市販車もそのまま実験的で突飛なシステムが次から次へと採用されていた。ミニバンを作るような、今のHONDAには、そんな事出来ないだろうから、あまり期待するのは、いや、その前に慢性的金欠病であることを意識しなきゃ。時間が気になり、シャトルバスでJRの駅へ。乗っている人がどうもカーマニアらしからぬ老夫婦などが多い。想像するに、イベント時には、ドームの周りは、ミニ観光物産展会場と化すようだ。なるほどなるほど。確かに集客力hある。おかげで、肝心のモーターショーには人が少なく、ゆっくりと見られた訳だ。JRの客車の寒さ除け二重構造や運賃の高さに驚きながらも無事に空港へ。JRに乗った駅で、まだ食べていなかった札幌ラーメンに挑戦、駅前ビルには2軒のラーメン屋が。1軒は満席、もう1軒は人っ子一人いない。迷ったが混んでいる方へ。結果は大失望。旨くない。西山製麺ってこんなものか。スープ出汁とってんのかな?救われたのはコーン。缶詰かなんかどろうが、滅法旨い、さすが北海道。もう1軒に行くべきだたたかなと思ったが大同小異だろう。これは、札幌ラーメンの味のスタンダードが昔に比べ落ちた訳ではなく、東京のラーメンがどんどん進化していったからだろう。そう考えると札幌ラーメンの原点を見たと思い満足すべきだろう。
1週間にもおよぶ、初めての出張。ビジネスの世界で活躍する友人達は、いつもこのような苦労を味わっているのだろうなあ。それにしても疲れた、明日の理事会行けるかなあ?でも会長職の辛さ、這ってでもいかねば。2月17日の出来事。

2012年2月17日金曜日

5日目 やっと完了!

待ちに待った授業最終日。昨晩も寝たのは日付が変わる頃。それでも5時前には起きだしてゴソゴソがたがた。まだ寝ている相棒に「行ってきます」をして凍りつく街へ。地下鉄で10分ほどで友人にピックアップしてもらう開拓中心の村へ。そこから車で15分。原野の真っただ中にある大学へ到着。JRの駅からまっすぐな道が延びている。歩くと夏で20分、冬だと何分かかるのか。今日も、昨日ほどではないが雪は降り続いている。
こちらも疲れているが、学生も同様。今日はうとうとしている子や、おしゃべりしている子が目立つ。まあ、一介のパートタイマーなので生徒指導するのもどうかと思ったが、周りに迷惑をかけているのを放っておくのもどうかと注意をしたが、それで教室の空気が一変。今の子は叱られたことがないので、注意されただけでシュンとなってしまう。幼い頃から失敗体験を大人が避け、手回ししすぎる弊害とみるが、どんなものだろう。いざ、大人になって些細なことで落ち込んでしまう、打たれ弱い奴を生む原因になっているという感じがするのだが・・・
兎にも角にも、熱弁をふるった授業は全て終了。ご苦労さん。バナナココアなる怪しい飲み物を自販機で買ってしばしの休憩。外を見れば雪も止んで静かな夕暮れ。帰宅する学生さんが羨ましい。

さて、これから240人分の成績付け。スケッチブックに書かれたレポートや作品を斜め読みだが全員分に目を通す。30分やって5分休憩。それを何度も繰り返す。真っ暗な校舎で、この教室だけが灯りが点いている。暖房が熱いぐらい効いているのが救われるが孤独な作業だ。もう限界!2時間ほどで成績付けは終了。
その後の後片付けが、また一苦労。しかも大量のスケッチブックを研究室まで運ばねばならぬ。友人の助けを借りてもその作業に小1時間を要した。3日間で授業そのものは8x3の24時間だが、仕込みと準備に、ほぼ1.5倍の時間。後の作業を8時間と少なめに見積もっても計68時間は優に超える。時給6000円というと高給取りのようだが、実際は時給2000円ほど。コンビニのバイトよりはましだが、立ちっぱなし、しゃべりっぱなしの完全肉体労働者。気も遣い、やってられぬと思うが、励まされるのは学生の感想文。人から感謝される職業は、まあ悪いものではない。でも、一昨日の遭難事件を考えると、お誘いあってもネクストは考えてしまう。
それを察したか、この仕事をアレンジしてくれた心優しき友人は、最後の晩餐にコラーゲンたっぷりのモツ鍋をご馳走してくれた。これでは次回も断れぬ。美味しい物を食べると、直ぐに機嫌が直る単純な性格は一生変わらないかも。
2月16日の出来事。








2012年2月16日木曜日

4日目 地吹雪恐るべし

昨晩は、本当に疲れたあ~。それでも夜中に起きてしまい、このところ平均睡眠時間は3ないし4時間といったところ。普段はその倍以上寝てるのにね。緊張しているからか、乗り切れるが、いつまでこのペースが持つかなあ?
夜明け前のTVが、猛烈な低気圧が北海道の日本海側を通ると告げていた。
少しゆっくり出発するつもりだったが、脚が心配で7時過ぎにホテルを出発。外は吹雪で地下鉄の駅に着く前に、体中真っ白に。北の国を舐めてました。東京より暖かいなんて生意気なことは、もう言いません。ごめんなさい。そうお願いしても、吹雪は一向に止まぬ。これが昨晩でなくて良かった。昨日の迷子中にこんな吹雪に襲われていたら、10分ほどで大学構内に雪ダルマがひとつ増えていたに違いない。
道路は案の定、真っ白で、ほとんど何も見えない。よくこんな中で運転できるなあ。時々サイドウインドーを開けないと危なくて交差点を曲がることも出来ない。その度に白い物が大量に室内へ。何度か危ない目にも遭ったが無事に大学へ到着。これが運転出来る限界だそうで、今夜は車を置いて電車で帰るかもしれないと脅かされる。駐車場からエントランスまでの20mで、半雪ダルマ状態。休校かなあと思って内心期待していたら学生は平気な顔で登校。
脚を怪我して松葉杖をついている子に聞いたところ、こういう吹雪の日はいつもよりも30分早出するとか。見上げた心構え。
授業は2日目ということで押さえどころが解ってきたので、昨日の半分の疲れ方。昼休みに天気予報を見たら今夜はさらに風雪が強まる様子。気温は氷点下2度と暖かい!のだが、帰りの道も心配。

学生の帰途と、いや自分のことも心配になり、少し早めに授業を切り上げ。一応、学生に尋ねるが、勿論反対する者などいるわけもなく満場一致で可決。成績付けを半分ほどやり、早々に学園都市を後にした。帰りの雪道は朝同様の視界不良に加え、暗闇が恐ろしさを増す。一瞬、視界が急に開けたと思ったら、そこは橋の上だった。広大な原野から吹きつける吹雪が視界ゼロの状態を生むのだった。
さて、授業は明日で終わり。その後の成績付けが恐怖!
2月5日の出来事。









2012年2月15日水曜日

3日目 遭難??

さあ、お仕事初日。朝6時30分のホテル無料朝飯。地下鉄の駅まで凍った歩道を歩く。これでもかというようなアイスクリームに目が行ったが、もちろん開店前、良かった!
授業はあっと言う間に連続4講義が終了。疲れたあ~。休む間もなくノートチェック。みれば辺りは夕闇。そのまま返却するには惜しいノートがあったので、カラーコピーを取りに学外のコンビニへ。近道をしようとして大失敗!骸骨の標本でもありそうな古ぼけた棟へ迷い込む。夜の無人の学校は恐いもんだ。出口を見つけ雪の中で出た。バタン!!あー、戻ろうと思ってもオートロックの裏口は無情にもびくともしない。しまった。やむを得ず人っ子一人いない雪道を歩く。ここで転んだら凍死するだろうなあ。オーイと呼んでも返事がない。暗闇で動くものの気配が。後で聞いたらキタキツネがでるらしい。もうやけになって突き進んだら、やっと大学入口のイルミネーションが見えた。助かった~












今日はラーメンでも軽く食べて帰ろうと思っていたのだが、無事生還祝いということで、毛ガニをご馳走になってしまった。観光気分じゃ決してないんだけど。

2月14日の出来事。
















2012年2月13日月曜日

北の国2日目

今日は準備のために初出勤。昨日までの雪祭り会場は撤去で大忙し。今朝も、まだ昨晩の吹雪が残り、街は雪煙りのなか。南国育ちのミッフィー君はお腹を出して寒そう!
大学へ着くころには、吹雪も収まり快晴に。久々の大空が心地よい。アウェイの立場なので、やることひとつひとつが疲れるったらない。でも何とか日が暮れる前にすべてが片付いた。外気温はちょうど零度。でも関東の木枯らしよりは体感的に随分と暖かい気がする。



予習は思ったより大変。そもそも大学構内で迷子になった。地理感覚には自信があるのだが、辺り一面真っ白なので見分けがつかぬ。そうこうしているうちにも何とか大量のプリントを刷り終えて一安心。




一時は夜中までかかると思われた準備も順調に終わり、私のリクエストでジンギスカンを食べに。やはり疲れた時には肉食がいい。ダイエットのことはしばし忘れよう。

2月13日の出来事。ああ!スタウトビールが美味い!ビール嫌いの私でもグビグゴクゴク!気候のなせる技かな?














北の国1日目

我が家からジャスト2時間で飛行場へ。羽田と大して変わらぬ時間距離にある茨城空港。駐車場に何日駐めても無料なのがうれしい。売店はたったひとつ、ローカルな駅よりも淋しい。滑走路を歩いて飛行機へ。海外ではよくあるな。座った座席がスチュァーデスさんと面と向かう場所で、こっちを見て離陸の時、指を立てていたので、同じく返事をしたら、最後尾に座る別のスッチーさんへの合図と分かり、ああ、恥ずかしい。こうしてオジサンの珍道中が始まった。これから1週間あまり、北の国へ出稼ぎに。遊ぶ金は自分で稼がねば。
札幌はちょうど雪祭りで大賑わい。でも、大通り公園のそれは、雪というより氷像だった。俗っぽく、ちょっと期待外れ。それよりも綺麗だったのが、路地で見かけた氷のバー。この期間限定とか、お勧めのホットテキーラサンライズ!幻想的で身も心も温まった。



ビジネスホテルは夕食付きのプラン。吹雪の中を歩いて数分の指定された店へ。通りには人通りが少なく、札幌の夜は静かなもの。あとで解ったのだが、広大な地下道があり、そこは大混雑とか。お決まりの握りの前に我慢できずにお刺身を。北海道らしい物とオーダーしたら、何とほっけの刺身、これは初体験でしたが甘くてとろー。もう1品はツブ貝。何だ、この大きさは。アワビ?これも満足満足。いけない出稼ぎに来たのに赤字を出しては大変。早々に退散して外へ。凍りつく吹雪の晩、人々は地下へと早足で潜っていった。

2月12日の出来事













2012年2月11日土曜日

数日まとめて

札幌への出稼ぎが近づいて来て資料探しに明け暮れた数日。先日会った恩師の言葉、過去を捨て、そこの隙間にしか未来は創れない、が心に響き、思い出の品を大量に処分することに。いつか使うは、もう使わないという原則も作った。札幌から帰ったら、またゴミ処理工場へ持ち込みをしなくては。それにしても凄い仕事量でした。どれだけ日頃さぼっていたかの証明なんですが・・・
夜は赤坂で沖縄レースへ向けての会合。知らないうちにマネージャー役を仰せつかり、これまた大変な仕事量。筋が一本通っていれば、まだいいのだが、迷走に継ぐ迷走、直前にエントリードタキャンしないといいのだが。4月の仕事を全てキャンセルしたので、具体的な金銭損失も大きい。まあ、止めればそれ以上の金銭負担は無いのだが。仕事を失って10万円、レースに出ればもう10万円といったところか。稼いでいれば何とかなるが、リタイア人生には厳しい現実です。



翌朝、板金屋さんから電話あり、ミラーの塗装が終わったとか。自分で磨いた磨き賃は3000円なり。作業量はおまけしてくれました。それにしても片側だけピカピカになってしまったミラー、目立つこと、目立つこと。
昼は郵便局へ。先輩に頼まれ、沖縄回航用にカッパを海外通販で購入。確かに国内で買うよりは安いが、その手間ったら半端じゃない。サイズの要望様々、サイズ変更希望など多数。もうパンク状態。少しは手数料でも貰おうかな。時間があるからって何でも引き受け、ボランティアもオーバーフロー。いつまで平静でいられるか。明日からの北海道出張は初の仕事なので気が抜けない。普通に勤めていた時の方が気が楽だったなあ。愚痴は言うまいこぼすまい。

2月9日から11日に掛けての出来後。