2012年3月31日土曜日

沈んでいた1週間

たった2週間の海外生活だったが、帰国後のショックが大きく、そのほとんどを床に伏せていた。香港では、息子のアパート暮らしを満喫。観光地へは、どこにも行かなかったが地下鉄を乗り周り、あちらこちらへ。日本映画を観たり、美術館へ行ったり、スーパーで買い物をして自炊したり、海辺を当てもなく散歩したりと、旅行者ではない生活を過ごすことができた。最初は気になった街の臭いも、気づかず同化している自分がいた。
オーストラリアのヨットレースは内容は消化不良だったが、毎日ジントニックに美味しいシーフードを堪能。アーティストのホストママとは有意義な交流が出来た。
さて、問題は日本に帰ってきてからである。成田空港を抜けて早くも渋滞の列、列、列。全くストレスフリーの生活をしてきた、たった2週間ですよ、我が身には日本の生活は窮屈でしょうがない。
しかも悪い事に日本は花粉症の季節。陽気が良くなったのに誘われ、自転車でポタリング。アーティストコラボの養護学校学芸会を観に行ったりと精力的に動いたが、それが裏目に出た。我慢できずに長蛇の列を覚悟で耳鼻科へ。2時間待って、特効薬をてに入れたは良かったが、猛烈に眠くなるお薬。効果てきめん。毎日寝て過ごした。来週から新学期のスタート、そんな事してる場合じゃ無いのは解っているのだが、眠気には勝てない。あと、12日で沖縄レースの回航がスタート。またしても3週間以上の海上生活者となる。その後、ちゃんと仕事できるかなあ?ハーフリタイアにしては遊び過ぎという単純な事態だけのことなんですが。
3月25日から31日、まとめて1週間の出来事

2012年3月24日土曜日

雪辱ならず

延期された最終レースに最後の望みを掛ける。朝起きてみたら庭の木々がざわめいている。ああ、今日もだめかな?案の定、ヨットクラブに着いたら30ノットは吹いている。8時30分、定刻に集合を知らせるシップベルが鳴らされた。2階のミーティングルームへ行かないところをみると、やはり中止か!英語は良く聞き取れなかったが皆が拍手をしている。知り合いのアメリカ人に聞いたら、No more Race と教えてくれた。強風の中、出て行くのはいやだが、少しでも順位を挽回したいと思っていたので、残念。波立つ海を眺めながらハーバーを後にした。
思えば、1週間の間大切な愛艇を12艇も提供してくれたオーナー達、本当にありがとうございました。ほとんどの方がリタイアしていて同年代または年上。豊かな暮らしをしています。
快く1週間の我が家を提供してくれたホストファミリーの方、単なる観光旅行では得られない何かが確かに残ったように思う。

ポートスティーブンスの白い渚が早くも懐かしい。
明日は、いよいよ帰国、あっという間の2週間
うーん、帰ってからの事を考えると気が重い。
3月24日の出来事

2012年3月23日金曜日

色々気苦労

ヨットレースも後半戦。これからは気の抜けない毎日が続く。最初のレースはトップスタートするも、途中で風が振れまわり風上マークが風下マークに、しかも潮が早く、あやうくマークタッチするところ。早い船の順番に当たったが、成果を出せず、6位ゴール。焦らず、慌てず第2レースへ。今度は打って変わった強風レース。軽く25ノットオーバー。どうしてこうも激変する海域なのだろうか。そんな中でも何とか健闘。やっと後にひとつを残す5位でフィニッシュ。どの艇とも競いあったので、まずは満足といったところ。ヨットレースは何回やっても奥が深い。さらに吹き上がり、3、4レース目はキャンセル。やれやれいったところ。夕方まで時間をもてあますが、昼寝などして過ごす。ヨットハーバーの隣はキャンピングの公園。可愛いワン子と戯れているうちに夜の持ち寄りパーティーの時間になった。
ホストの方の気遣いで、ソーセージやお魚を焼く焼き方になる。ワイワイがやがや。壮大なサンセットを挟んで楽しい夕餉。今日ははっきりとサザンクロス仰ぐことができた。帰国のタクシー手配やら、借りたレンタカーのデポジットやら金銭にまつわるごたごたが続きちょっとめ滅入り気味。やはり人の世は難しい。
ヨットクラブのトイレに入ったら各国語の注意書きが。国際親善だと思えば、何でも安い授業料と思わねば。

3月23の出来事

2012年3月22日木曜日

行動開始

今朝は夜半から雨、しかも吹き殴る風。今日が配艇の日でなくて良かったあ。というわけで、今日もレイデー。自由に動きたいのでレンタカーを借りることに。行った先は中古車屋さん兼整備工場。我々が着くやいなや、中古車のフロントガラスに貼ってある値段をビリビリと剥がした。何だ、中古展示品が、そのままレンタカーか。何と、合理的なことか!コアラさんに注意の標識に見送れらながら隣町までドライブ。約50km、1時間ほどで迷わずに到着。wifiとGPSの威力はすごいもの。スマホがあれば何でも出来そう。
本日の第1目的地は安売りのマリンショップ。色々と欲しい物もあったが、迷った時は買うのを止めた。リタイア人生、少しは倹約術が身についたとみえる。

日本には無い掘り出し物を数点購入。こちらの欠点は在庫を置かないこと。店頭に無いものは取り寄せとなる。商習慣の違いかな。取り寄せには1週間を要するとか。それまで待っていられないので、ある数だけを購入。
一度通った帰り道は短く感じられるもの。不安感が半分以下だからね。ハーバーに戻り無料のサンドイッチを戴く。潮風に当たると飲みたくなるのがドライマティーニ。オイスターと併せて20ドル、お値打ちだね。
節制人生と自分に言い聞かせるが、誘惑に極めて弱い性格。
死んでも治らないかも。
明日はレース最終日、英気を養った分、がんばらなくては!
3月22日の出来事

2012年3月21日水曜日

うーん、白がうまい!

思いがけない展開で、わが家に?なだれ込んだ酔っ払い約2名。早起きしてワンのお散歩に。今日は若い方を担当、結構な運動になったが、小雨が降ってきて途中でバック。その後友人たちは朝ご飯を一緒に食べて朝帰り。
今日はレースの設定がなくレイデー。観光バスに乗ってワイナリー見学へ。バスに揺られて1時間半、のどかな田園風景に行き着く。
ワインのテイスティングは美味しかったが、値段は観光地値段。
これは、世の常なのでいたしかたないところかな?

後半戦の配艇が発表になり、私は最後の1日を受け持つことに。ちょうど50%レース、50%観光とまずまずの配分。でも最終日の成績で順位が変わるので結構なプレッシャー。
明日はマリンショップで買い物でもするかな?



3月21日の出来事

心動く

何やら怪しい物音で目が覚めた。がさごそ、がさごそ。電気をつけたら2ワンが私の鞄の中をひっくり返しているではないか!オーノー!夜中にトイレに行き、扉を半分開けていたのが悪かったようだ。幸いにしてたいした被害は無かった、やれやれ。朝飯は日本でも夏の定番、シリアルモーニング。もちろん牛乳ではなく、豆乳を選択、ヘルシーだね。
今日は、レースに乗らない日だったので、観覧艇に乗ることに。日本チームを応援。今日は、順風、微風、雨と変化する厳しい天候。本当にご苦労様でした。外から見てると色々と言いたいこともあるが、中には中の事情もあるはず。応援団は欲しいが評論家はいらないという気持ちが良くわかる。


夕方は、別のホストファミリーの家出BBQ。早く行ってお手伝いをしようかと思ったが家の前で足が凍りついた。大きなワンがこちらを睨んでジロリ。怖くて門を開ける気がせず、ビーチへ行って時間を潰す。
しばらくして戻ったら、ホストママがいて快く門を開けてくれた。
迫力ある大型犬、こんな犬を連れて散歩したら、さぞや格好いいだろうな。でも、それは自分のくだらない見栄かもしれない。
さて、身の丈にあった小型か、迫力の大型か、ワンちゃん選びも迷う楽しさがありそう。
3月20日の出来事

2012年3月19日月曜日

いきなり30ノット!

朝から激しい雨。ホストママから、こんな日でもヨットに乗るのか?と呆れられてしまった。こちらも取り立てて乗りたいわけではないが、レースならば仕方がない。船を貸してくれるオーナーは、乗っているだけで手出しは出来ないきまり。日本人のBチームは3名、最長老ゆえか、スキッパーを命じられる。波風もどんどん上がり、普通ならば頼まれてもセーリングしたくない天候。コースのセッティングに手間取りスタート前に既に疲労困憊。馬鹿話などして気を紛らわすが、いつまでこの天候の中、やるのかなあ?結果は2レースやって6位、簡単に言えばビリ。でも伯仲のレースだったので充足感はある。最後にメインシートが切断、フィニッシュ後で良かったあ。他にもブームを折った船もあり、本日は2レース消化のみでお開きに。人の良さそうなオーナーにお礼をいい、ヨットクラブへ。とにかく、スプレーと雨でからだ中ずぶ濡れ。国旗もぐしょぐしょで可愛そう。

運よく、同乗させてくれる他のホストがいて早めに帰宅。お留守番はワンちゃんだけでした。
二人を?従えてガレージでビールを一杯。退屈しのぎにボール投げをしたが、面白がって取りにいってくれたのは最初の数回。あとは壁に跳ね返ってくるのを待つようになった。やはり、ご褒美が必要なのかなあ?
3月19日の出来事

2012年3月18日日曜日

プラクティス

昨晩は疲れが出たのか夜中に1回も起きずに熟睡。雨が激しく降っていたのには気づいていたが、朝も曇天だったのでお寝坊さんでした。午前中はゆっくり出来たので、海岸へお散歩。途中で脚が攣り、明日からのレースが思いやられる。
指定時間にハーバーへ行ったが、既に船はでた後。仕方なくうろうろしていたら、俺の船に乗れと親切な方が声を掛けてくれた。時折強い風が吹き抜け、潮も速い、なかなかの難コースとみた。初日なので無理をせずに小1時間ほどで練習は終了。記念撮影をしてもらっているところを撮影した写真がこれ。

夕方は、ホストも交えて盛大なウエルカムパーティーの始まり。3.11のこともあり、日本の注目度は高かった。それにしてもすごい人数、外国の方は皆スピーチ上手。日本では、そういうこと教えないからなあ。それでもオールジャパン全員が舞台に上り挨拶。大きな拍手を浴びた。明日は初っ端からレースに乗ることに。責任ある立場で緊張。ホストの家に帰り着いた頃には眠くなっていたが、洗濯をすることに。洗濯機が働いているのを待っていたら、ホストのお父さんから、一緒に犬の散歩へ行かないかとお誘いが。夜道は怖かったけど、地元の人が同行してくれればと同意の返事。若い方のワンちゃんはお父さんに任せ、私は年寄りの方のリードを持つ。適度な速さで安心するが、真っ暗な森は近づくのも怖かった。耳を澄ましてごらんと言われ、しばしその場に佇む。ドンドンという音がすればカンガルー、かん高い声はコアラとのこと。どちらも夜中に遭遇したくなかったが、何も音はせず胸を撫で下ろす。上を見上げれば雲の間から透き通った星空が。残念ながら南十字星は雲に隠れていた。

3月18日の出来事

2012年3月17日土曜日

潮風に吹かれて

いよいよ環太平洋ヨットレース大会の始まりはじまり。シドニー空港まで乗り合いTAXIで行き、再集合。日本人は選手7名、サポーター13名の計20名一大所帯。中型バスに揺られて3時間あまりで、海辺の街、ポートスティーブンスへ。館山と姉妹友好都市の間柄。潮風が街中に溢れる素敵なところ。参加各国の国旗がはためき国際レース気分は高まる。

しばししてホストファミリーの家へ。幼稚園と夜間教室で絵を教えているというI夫人、いわば同業者なので話題には苦労しない。持参した翻訳機の利用頻度が増え、結構突っ込んだ深い話が出来た。広い家、個室、歩いて数分で海、これだけで嬉しくなるが、さらに嬉しかったのは、ワンちゃんが住んでいるということ。二匹のワンちゃんは、すっかりなついてくれて明日の朝は、私が散歩に連れ出すこととなった。たった、1週間ではあるが夢のような生活の始まり。早くも、あなたはアルコール漬けね!と見抜かれてしまった。まあ、明日はプラクティスだからいいかな。それにしてもニュージーランドの白、地元ニューサウスウェールズの赤、信じられないぐらいワインが美味しい。地場産のチーズも溜まらない。こういう環境で、果たして自重した生活が送れるのだろうか。自分との戦いは始まった。
3月17日の出来事

2012年3月16日金曜日

いよいよ南半球へ

香港からの出発便は一向にゲートを開けない。どうやら何らかの都合で飛行機そのものが変更になったのだろうか。ゲートも遠くになり民族大移動、出発は結局夜中で日付が変わってしまった。遅れた原因を言わぬのが不気味。その間は、ひたすらゲートが開くのを待つだけ。水を2本とジュース1本が支給されたが、いつ開くのか予測が立たぬのを待つのは辛いこと。深夜便なので本来は熟睡してもいいのだが、眠りにつけず映画を観る。日本語への吹き替えが充実していて退屈しなかった。出発が遅れた分、遅れを取り戻すのかなと思ったら、今度は着陸待ち。入国審査も信じられないぐらいのんびりとしていて、結局2時間以上も皆様を待たせてしまった。6人が乗りあって市内のホテルへ。一服する間もなく、電話屋さんへ。プリペイドシムを買うのだが、設定が面倒でお店の人も大変そう。たった20$で2週間分の無料通話と定量の無料データ通信が手に入った。設定に苦労する日本人は嫌われそう。その人件費の方が可愛そうであった。
頼まれていたヨットグッズも無事に購入。沖縄レースに乗るセール屋さんとも打ち合わせができて一安心。夕方のレースに乗らないかと誘われたが、待っている仲間がいるので丁重にお断り、残念でした。

市内に戻り、観光名所のダーリングハーバーへ。大都会とは信じられないぐらい海辺の街は華やいでいた。いろいろなところへお散歩。落ち着いた雰囲気はいいものだ。
どこへ行っても海の洒落た香りが、どこかカナダと似ているのは同じイギリス文化だからか。こちらでも定番のマティーニを飲んだが、ベルモットを捨てるのは香港と同様だった。あたふたと明け暮れたオーストラリア初日であった。明日は移動していよいよレース会場である町に入り、日本チームも全員が顔を揃えることとなる。
3月16日の出来事

2012年3月15日木曜日

香港最終日

あ~あ~、香港はあ~、今日も曇りだったあ~。夜明けにベットで唸っていたら、隣に寝ている夜勤帰りの息子から大クレーム。しかたなく朝の散歩へ。いつものビーサンに代えてギョサンなる物を入手し、履いてみたが大失敗。健康サンダルのような突起が痛くてしょうがない。まあ、常に足裏マッサージしてると思えばいいか。ホームレスおやじ香港の山の手を歩くの図。
道沿いになだらかな丘を上り詰めるとショッピングセンターが。直ぐに吉ギューの看板が目に付いた。話のたねにと牛丼小盛を注文。注文までに言葉が通じず数分を要した。バーゲンの数種があって、本当はそちらを注文したかったのだが、交渉するもNOとのお返事。やむなく小盛となった次第。さて、お味の方は、それほど悪くもないが、絶品日本飯と書かれている割にはお米が今ひとつ。まあ、自分の口が肥え過ぎているのだろう。日本人の姿はなく、すべて香港人のお客。どうやら香港は、結構な日本ブームのよう。リラクマさんが売れていたのにはびっくり。息子の職場では、鳩サブレが絶大な人気で、土産に持っていくと数分で跡形も無くなるとか。輸出仲介業者でもやろうかなあ?

帰りは地下鉄に乗って、隣の駅の我が家へカムバック。地下鉄の座席がステンレス製なので、さぞや座り心地が悪いだろうと思ったが、さほどでもなかった。旅行者用の3デイパスを息子が用意してくれたので切符を買う手間もなく快適なもの。スイカを持っているような気楽さ。地下鉄を降りて、昨日の洗濯物を受け取りに。さて、これから移動のために荷物をパッキング。都心で飛行機のチェックインができるそうなので、午後から身軽になって映画でも観にいく予定。気楽なオヤジの独り旅は、まだまだ続く。
3月15日の出来事

2012年3月14日水曜日

香港2日目

会食には遅刻すると失礼なので、早めにビルに到着するよう脚を速めた。すると息子氏が変なことを言い出した。ドコモ携帯は現地通信社の電波を拾っているが、データ通信料が発生しているのではないかとのこと。歩きながらの設定変更は困難とみて近場のマックへ。香港はどこでも携帯で話してもOKなので助かる。座席に座るなり、無料通話で日本のドコモへ。待ち時間無しでオペレーターにつながり以下の事がわかった。こちらから何かしらの行動を起こさなければ、データ通信料は発生しない。SMSは1件につき50円、日本から電話が架かってくると1分間120円の料金が発生。昨日、スーパーで買い物中宅配屋さんから電話があったが、30秒で切ったのでやれやれ、後は電話は無い、主をスマホに移行した効果ありでした。
気を取り直し会食会へ。借り物ネクタイ、シャツと大値引きで買ったジャケット、美容院で揃えた髭。これ以上のフォーマルモードはありえない。相手方はカジュアルなモードなので一安心。これが逆だったら居心地が悪い。人の良さそうなご両親と、明るいお嬢様で一安心。何でも、住宅値段が高騰している香港ゆえか、相手方の両親が購入住宅の半分を出してくれるそうな。ここは、ひたすら、家のことと金のことには話題をもっていかぬように配慮。さりとて、息子に「人生金ばかりではない」という値打ちを教えて上げられたかも大いに疑問符ではあるが。兎にも角にも、あたりさわりのない話題に終止することとした。みやげ物交換に始まり、握手と記念撮影で昼食会は幕となった。イタリアンはなかなかの美味。クリーミーではあったが、中華の脂っこさよりはヘルシーそうだった。大きな一仕事を終えたので、九龍側に渡って一休み、といっても地下鉄に一駅乗るだけ。美術館で観た現代アートはなかなか良かった。墨の文化の奥深さを感じた。ここから見る香港島の風景もなかなかのもの。こちらで一番の老舗の立派なホテルのバーへ。迷わずマティーニを注文。ベルモットはノイリーブラット。ジンはボンベイサファイア、なかなか手際が良い、氷が製氷機のものなのが唯一の欠点。ベルモットを注ぎ、素早くクルクル・・・ひぇー!何としたことか、思い切り良くそれを捨ててしまったではないか。ああ勿体無い。さすが英国式、チャーチルスタイルであるが、酒をこぼしてしまうのは私にはできない。出来上がりのお味は、うーん、悪くは無いが、私の方が上。これ贔屓目無しの発言。第一ジンをボンベイサファイアにするなんて、お高いがマティーニには香りが強すぎる。もっと素朴な味の物を選ばねば。まあ、唯一の観光と思えばいい。お値段も150$とまずまず。付け合せに出てくるナッツ、ミニオリーブ、プレッツェルのレベル高すぎ、容れものも素敵過ぎ。塩分過剰摂取にならぬよう半分残した。少しは成長したね。

やることをやり遂げたので海辺を散歩。クイーンエリザベスの巨大で優雅な姿はさすがに圧倒的な迫力。香港旅行に欠かせぬスターフェリーにも乗って、香港島へ戻る。狭い海峡を渡るだけだが、背景のビル群はいつみても美しい。アパートに帰り着き、シャワー。最後の洗濯物をランドリーへ。明日の朝には出来上がるとのこと。単身者には便利だなあ。日本でもこういうサービスがあればいいのだが、人件費が高くて商売にならないだろうなあ。

夕食は、部屋で独りメシ。昨日買ったパスコのパンは絶品、チーズ、グリーンサラダ、サラミにギネス。デザートにはイチジク、これ以上何もいらない。1食、40$ほどなので400円ぐらい。外食が莫迦らしく思える。こうして緊張の一日は、無事に終了と相成った。
3月14日の出来事

2012年3月13日火曜日

香港一日目

深夜の香港到着にも拘わらず息子が出迎えてくれた。仕事の後で疲れているだろうに。飛行場の常で、着陸からゲートを出るまでの時間が妙に長い。深夜で人が少ないのだろうか。鉄道、TAXIと乗り継ぎ、1時間弱で息子のアパートに到着。これから3日間の居候生活が始まる。以前のところよりはまだいいが、信じられない狭さ。日本がうさぎ小屋ならば、ここは何と呼べばいいのだろうか。しかも今が中国資本によるバブルの盛りで住宅関連の値上がりが急加速しているとか。東京の家賃が下落していることもあるが、感覚的には東京の倍の値段がするようだ。
朝一番で洗濯をしようかと思ったら、乾かす場所がないのでクリーニング屋へ出すとのこと。袋にいれて重さでドン、いわば有人コインランドリーの体をなしている。kg当たり、10$、日本円にして100円、安いな。下着やハンカチまで全て出すとのこと。おおよそ24時間で出来上がる。バンダナも出したけど、ちゃんと戻ってくるかなあ?
朝食前に海辺のプロームナードを散歩。息子君、少しは痩せたかなあ。途中で石を踏む足裏マサアージ施設があったが、但し書きあり。糖尿の人と体重オーバーの人はやらないようにと。勝手に両方ともグレーであると判断し、2,3分そこで遊ぶ。痛たたた・・・手すりにへばりつき途中退出。みっともないので最初から止めておおくべきであった。

食料買い物など済ませ、生まれて初めての美容院へ。明日は大事な会合?があるので身だしなみを整えなくては。息子氏は職場へ。こちらは、あちらこちらと一人旅。歩きつかれて本当の足裏マッサージへ。左が特に悪く、触られる度に飛び上がる痛さ。右はまあまあといったところ。30分揉んでもらって、120$、1200円かあ、安いな。これならば明日も行こうかなあ?明日は緊張しそうだしね。
3月13日の出来事

ドタバタ脱出劇

出発直前まで探し物ばかり、神隠しに遭ったのか見つからぬ物数点。いや、私の普段の整理が悪いだけ。確実に物覚えは悪くなっている。無事に香港までたどり着けるか不安でいっぱい。Y保育園を目指して、ひたすら西行き。途中でかん高い排気音が。極上のエスハチではないか。ホイールもオリジナル。渋いね。しばし、信号グランプリを楽しむ。速さでは、黒ウサギ君の圧勝。でも、雰囲気は完敗。絶滅機種だけに大事に乗ってるなあ。そのまま、どこまでもついて行きたかったが、途中で左折、今度はひたすら南下。授業は、何とかこなしたが、どうも落ち着かない。寝不足のせいもあるかなあ。それにしても保育者の視線の低さには頭が下がる。こちらは中腰はつらいし、さりとて立て膝をすれば、もっと痛い。コラーゲン補給せねば。次年度の打ち合わせ中に、おおポカ露見。やってはいけない痛恨のミスをしてしまった。副園長さんは笑っていたが、すべてを老化現象と済ませてはいられない。気を引き締めねば。

若干の渋滞はあったが、思ったより早めに成田に到着。カーナビを信じて空港を二周りする珍事もあったが、予約したパーキングに駐めた。2週間で4,200円なり。一日300円かあ?安いような高いような。まあ、無事に帰ってくればどうでもいいのだが。心配なのは、荷物のオーバーウエィト。秤に載せたら・・・ジャーン!19,9kg 思わず拍手。記念撮影をしてしまった。さて、何とかむりやり強行突破で日本脱出したのはいいが、帰ってからの溜まった仕事が恐ろしい。でも、しばしは全てを忘れることとしよう。
3月12日の出来事

2012年3月11日日曜日

遊びすぎ?

今朝は、電車に乗って築地へ。地下鉄の乗り入れ本数が増えて、最寄り駅から楽々直通というのが嬉しい。知らなかったが、中央区にもマリンショップがあるのだ。ブーツを2割引で購入。鳥の名店、Tへ顔を出す。店主は昼のピーク時にも拘わらず嫌な顔もせず、お願い事を心良く引く受けてくださった。持つべきものは立派な先輩である。お店はピークの忙しさということもあったが、メタボが気になっていたので他の店を差探すことに。友人のTO氏へ電話、どこで食べるといいか指導を仰いだところ、TYのカツ丼という答え。うーん、さすがTO氏だ。大いに心惹かれ、その店の前をいったりきたり。しまった、のれんの中のお姉さんと目が合ってしまった。もう、こうなりゃ入るしかない。メニューをみて究極の?選択の結果、注文したのは半ハヤシ。それでも結構なボリュームでした。お魚も良かったかなと思って少し散歩もしたが、どの鮨屋の前も長蛇の列、しかも観光地値段。それでも食べたいのかなあ?まあ、リタイア老人には手が出ないが。
午後は、待ちに待った 成人した教え子との 第5次会? 今回は母親、父親も混じってくれて賑やかに。お好み焼屋だけでやめときゃいいのに、調子に乗ってカラオケへ。やめりゃいいのに大賑わい。あー、終電だ。急げ急げ!

朝起きたらお決まりの二日酔い。うーん、明日の出発までに荷造り終わるかなあ?
それにしても20kgの荷物なんて直ぐに満杯。どうやって減量させようか。まず減量すべきは自分という話もあるが・・・

3月10日から11日にかけての出来事。

いい知らせ

南半球へ行く前にやるべきことが山積み。寒い朝だったので、ぼやぼやしているうちに、M保育園へ行く時間になった。何だか頭がすっきりしないので調子が出ないなと思っていたら、案の定、大ポカをしてしまった。大事な用具を忘れてしまったのだ、年中さんと年長さんの間の休み時間に家まで猛ダッシュ!こうい時に限って道路工事などしている。それでも快速黒ウサギさん、5分遅れで無事に到着。事なきを得た。年長さんは、もうすぐ卒園。保育園では、最後のお絵描き授業となった。最後に挨拶をした後にうれしいプレゼント。子どもと接する仕事はほんわかしていいなあ。まあ、いい事ばかりでは無いけど、こういう瞬間は本当に嬉しい!

頭もすっきりリセット。都心のO大へ。色々と次年度の打ち合わせと、某ゼミへの出席。会合中に電話あり、失礼して廊下へ出ると北の国の大学から。もー、諦めていたのだが、次年度もお声が掛かりそうな気配。学生に好評だったからとか、お世辞半分でもうれしいもの。地下鉄のパスを捨てずにとっておいて良かった。でも、あの地吹雪や体力限界までの集中授業を思い出すと複雑な心境。要領が飲み込めたので、次年度はもう少し手際良くできるかな?

ゼミは難しい話もあったが、為にもなった。やはり自分とフィールドの違う人との会話は大事にせねば。ひけて税理士弟の事務所へ。確定申告の結果やいかに?ジャジャーン!追徴を覚悟していたのだが、戻りがあるというではないか。理由は、あまりにも収入が低いからだそうだ。年金も他の人より少ない分、引かれる額が少ないとか。稼ぎが悪いのもたまにはいい時がある。

今日は、うれしい話が続き、ほっとした気分。
3月9日の出来事。

2012年3月9日金曜日

いやー参った

昨日から花粉症の症状がひどくて大きなクシャミばかり、ティッシュの消費量激増。こんなにひどかったかなあ?先が思いやられます。今日は3ヶ月ぶりの糖尿検査。悪い予感はしていたのだが・・・正に的中!からだは正直です。だいたい、過去2ヶ月間の平均が血液検査で解るのだそうな。その前に体重計に乗ったとたん、あぅ!こりゃダメだと思った。胸に手を当てて食生活を考えてみれば、思い当たることばかり。誰のせいでもありません。欲望のままに満腹主義を貫いてきた私が悪いのです。寒いと運動不足になるしね。こりゃ、言い訳。少しは人生リセットしなくちゃ。これ何回目?懲りないものですが、やはり医者に行って数字をみせつけられるのはいいこと。ちょっとはやる気になります。まだ、薬無しで頑張りましょうという一言を励みに病院を出た。
家に帰ると宅配便が。オーストラリアで開かれる国際レースのユニフォームが到着。白いポロシャツに赤いジャンパー。おじさん日の丸チームは格好だけは一人前です。さて、そろそろ旅支度を本格的にやらねばね。花粉症が辛いが、地元の耳鼻科は今日は休診。遠くへ行っても待ち時間が半端じゃないだろうと思い、薬屋さんへ。花粉対策のコーナーが出来ていました。きらいだけどマスク、のど飴数種を入手。鼻の穴の中に直接塗る薬もあったけど、1250円とお高いので中止。うがいと喉シャワーで乗り切るつもり。日本脱出まであと3日、それまでの辛抱、がまん、がまん。

3月8日の出来事

2012年3月8日木曜日

切羽つまってきたぞ

春が近づいたからか、冷たい雨の日が多くなった。今朝は、早起きしてYG駅へ。そこに快速通勤黒ウサギ号をパーク、地下鉄で都心へ。久々に押しつぶされそうなラッシュに遭遇。毎日、こんな時間を過ごしている方、本当にご苦労さん。早くリタイアして良かった、良かった。都心のAS公園はゆったりとした時間が流れ、その近辺は高級住宅地ばかり。ここが日本とは思えない光景ばかり。その一角にある有名病院に隣接してAI養護学校はあった。あっという間の半日見学、子どもと向かい合っている先生方のエネルギーは並大抵ではないと思った。本当に大変なお仕事、良く頑張っていると感心感心。
午前中で養護学校を失礼し、YG駅へ逆戻り、居候のお礼に貸しスタジオのパンフ作成にご協力。写真撮影をパチリ、パチリ。雨も上がってきて
ターミナル駅へはハチ公バスで。均一100円という料金がうれしい。
少しウィンドーショッピング。お目当ての文具はTKハンズでもみつからず、通販を探すことに。どうやら洒落た物は置いてあるが、普通の物を忘れている気がするがどんなものか。それを裏付けるように店外に出るとカフェお前にはお洒落なワンワンが繋がれていた。

さて、中学以来何年も乗って通ったTK線で横浜へ。OB会のイベントの立ち上げ会、駅前はすっかり様変わり。大いに興味を惹かれたお店の前も我慢して素通り。ああ、紹興酒で一杯やりたかったなあ。
若い人の邪魔をするといけないので、頭だけ顔を出し、Uターン。今度はターミナル駅からYG駅まではお散歩。途中で昔からあるスパゲティー屋さんのHYへ立ち寄る。高い!普通!どうして昔は感激してたのか?舌が肥えてきたのかな。それでも客足は途絶えること無し。様子を見ていると、そのほとんどが女性客。ははあ、土地柄もあって裕福なシングル女性が一人で入りやすい店とみた。駅前で明るいし、カウンターのみ。作る手際が良く、サラダが美味しい。なるほど、なるほど、でもサラダ付けたら軽く、お一人様軽く2,000円也。リタイア老人のリピートはありません。
南半球へのお出かけまで、あと5日、何にも準備してないぞ。間に合うかな。

3月6日の出来事。