香港からの出発便は一向にゲートを開けない。どうやら何らかの都合で飛行機そのものが変更になったのだろうか。ゲートも遠くになり民族大移動、出発は結局夜中で日付が変わってしまった。遅れた原因を言わぬのが不気味。その間は、ひたすらゲートが開くのを待つだけ。水を2本とジュース1本が支給されたが、いつ開くのか予測が立たぬのを待つのは辛いこと。深夜便なので本来は熟睡してもいいのだが、眠りにつけず映画を観る。日本語への吹き替えが充実していて退屈しなかった。出発が遅れた分、遅れを取り戻すのかなと思ったら、今度は着陸待ち。入国審査も信じられないぐらいのんびりとしていて、結局2時間以上も皆様を待たせてしまった。6人が乗りあって市内のホテルへ。一服する間もなく、電話屋さんへ。プリペイドシムを買うのだが、設定が面倒でお店の人も大変そう。たった20$で2週間分の無料通話と定量の無料データ通信が手に入った。設定に苦労する日本人は嫌われそう。その人件費の方が可愛そうであった。
頼まれていたヨットグッズも無事に購入。沖縄レースに乗るセール屋さんとも打ち合わせができて一安心。夕方のレースに乗らないかと誘われたが、待っている仲間がいるので丁重にお断り、残念でした。
市内に戻り、観光名所のダーリングハーバーへ。大都会とは信じられないぐらい海辺の街は華やいでいた。いろいろなところへお散歩。落ち着いた雰囲気はいいものだ。
どこへ行っても海の洒落た香りが、どこかカナダと似ているのは同じイギリス文化だからか。こちらでも定番のマティーニを飲んだが、ベルモットを捨てるのは香港と同様だった。あたふたと明け暮れたオーストラリア初日であった。明日は移動していよいよレース会場である町に入り、日本チームも全員が顔を揃えることとなる。
3月16日の出来事
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