楽しいバイト

 授業も残り少なくなり、予習にかける時間も減ったので、南国へお出かけ。往きは海の中のトンネルを抜けて４時間で到着。もっともトンネルに入るまでに２時間以上かかってしまったので、渡ってからはスイスイと楽しくドライブ。O大の寮へ宿泊、一泊何と１５００円也。自炊であることと抜けそうな床を我慢すれば、目の前が大海原で言う事無し。夕食はバスで街まで出かけることに。１時間に１本しかないバスなので、乗り過ごしたら大変。途中で旧いテントウムシ君とご対面。もちろん売り物ではない、観るだけ。
寮の周りには灯りひとつ無いので、夜は寝るだけ。

 館山ヨットクラブ会長のTS氏はミカン研究家としても有名で自前の農園をもっている。売り物になるのは、大きいサイズだけらしく、小さい温州ミカンがまだ鈴なりになっていた。収穫の仕方を教わり黙々と働いて、おおよそ６０ｋｇのミカンを入手。まあ、これがバイト代というわけ。ミカンはまだまだあり、これをお一人で採るには、相当の根気と体力がいるとみた。自分は木２本分でギブアップ。それでも、次は大好きな檸檬に挑戦。これも箱一杯頂いてきた。実に農薬は一切使っていないので、見てくれは悪いが皮まで食べられる。ホーセズネックを作るのが楽しみ。

帰路はフェリーで海を渡る。本当に穏やかな日であった。
大箱４ヶ分の収穫物を配りながら北上。都心で買い物もしたがポルシェ君には、貨物車専用のパーキングが良く似合う。実際には普通の乗用車も駐めてしまっているのだが、ミカンを満載した貨物車は堂々と駐める事が出来る。４０分２００円は高くはない。
最後にいつものビルオーナー氏にミカンを届け、今日の配送は終了と相成った。

１２月１３日から１４日にかけての出来事。