2012年12月19日水曜日

3つの絵を見に

 ミカンの最終配送を終えて、今日は銀座へお出かけ。少し気持ちが落ち込んで居たので絵を見て元気を貰う作戦。
最初に行ったところは、ある絵画教室のグループ展、お弟子さん達の発表会である。この手の会の絵は、どれも微笑ましい。穏やかな雰囲気の中で描いているのだろう。中高年パワー爆発である。人物画に、おっと思う物が多かった。お目当ては、ヨット先輩の絵。前回に比べ格段の深みが。精進されている事が観てとれた。明るい太陽を感じる絵であった。
 当ても無く、コリドー街を歩く。新しい店が沢山出来て、昔からの店は更に消えていく。世の流れなのでいたしかないところか。途中で露地を曲がると、綺麗な富士山の絵が目に入った。作者の名を見るまでもなく、中学の同級生の絵だと解った。彼の祖父が高名な日本画家であって、その教えを受けたとのこと。今では画壇で確たる地位を築いている様子。それでも絵はどこか昔の面影、いや彼の人柄が出ているように思えた。
更に進むと、近くの小学校の子どもの絵が工事中のビルを飾っていた。画題は定番の消防の絵だったが、どれも個性的で、その子らしさが溢れるものだった。やはり、子どもの絵には何か惹き付けるものがある。

さて、短い時間だったが、絵を見るということは心の安定にとっていいこだと実感。何故だろう?と考える。やはり、描いた人との対話を通じて、その作者の人柄に学ぶからではないだろうか。
曇っていた気分は晴れ模様となった。
12月18日の出来事。

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