ここは江戸の立ち食い寿司や。でもレプリカ模型です。昔の寿司はしゃり、ネタ共に大きく立派。コハダや白魚などがならんでいます。しゃりは赤く今と大違い、その理由は酢の違い。昔は酒粕から酢を作っていたとのこと。今日は、伝統的な手法で作っている工場を見学したという次第。
酒粕を発酵させる蔵の中は深深と冷えていた。堪らず腹痛が起こりガイド途中でトイレ休憩をとらせて頂く。遊んでないで早く墓参りせよというお告げと解釈し、もっとゆっくりしたかったが早めの退散。
驚くべくは、ここ三河から江戸まで帆船を使って10日あまりで酢の樽を運んでいたとか。海路を見ると、知多半島をスタートして
一旦、鳥羽、安乗へ向ける。風待ちをして一気に遠州越え、西伊豆へ入れる。その後は東伊豆から小網代へ。城ヶ島を回って東京湾へ。基本的に今のヨットの走らせ方と同じなのに驚かされた。今も昔も海は変わらないのだろうなあ。それにしてもあんな小舟で良く往復したもんだ。命がけだったろうに。
墓のある名古屋へ直行すればいいものを、またしても寄り道。
三河の田楽豆腐。これ食べなきゃね。うーん、甘辛味噌が二種類。山椒や辛子が塗ってある。子どもの頃の好物はいつまでたっても変わらない物。でも、良く考えれば、いや一目みただけで塩分過剰。
長年、この生活を続けてきたので高血圧も当然も結果。今更に納得。夜は船の仲間と歓談、やはり昔話はいいものだ。
帰路は寄り道せずに真っ直ぐに帰宅した。
12月21日の出来事。
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