うー、さむっ!!まだ夜だよ。手の感覚が無いよー。オニオンポタージュをカチャン。美味しい〜。喉を温かみが伝ってくる。日本って国は凄い。120円を入れれば夜明け前のホームでこんなレベルの物が手に入るのだから。でも、24時間こういうサービスを提供する為にどれだけ電気使ってるんだろうねえ。一度便利な生活を味わってしまうと、なかなか後戻りは難しいもの。自分のなかの「あたりまえ」に常にダウトを掛けないと、本当のことが見えなくなっちゃう。気をつけなきゃね。
明るくなった海に到着。何故かこの島はネコちゃんが多い。君は騒動に巻き込まれちゃダメだよ。それにしてもこの住人、ここは安住の地とみえ、その動きも堂々としたもの。ヨット乗り、地元の人、観光客、全ての人に愛されているのだろう。羨ましい限り。
それにしても、この北風!何て重いブローを運んで来るんだろう。海面を濃い固まりが次々と襲ってくる。船を下架したものの、ポンツーンにつけるだけでも命がけ。手が沢山あったので何とか着艇に成功。さすがに出航は諦め、新人さんの訓練デーはシミレーションを何回か繰り返すことに留まった。口を出さないように我慢するの
が大変であった。模擬訓練でも、本番を想定してやらぬと、いざという時に身体が動かぬ。このことは頭では出来ても身体がその通り反応しなくなっている自分にも言い聞かせねば。
昼食時に友人から電話が入ってきた。YU別邸を急に退出せねばならなくなったことは以前に書いたが、既に入居者が引っ越し中とのこと。とりあえずまだ使ってない階へと荷物移動することに。最後の片付けは失礼して、急いでロマンスカーに飛び乗る。学生に貴重な機会を与えてくれた友人に感謝、感謝。
YUでは、無事に何とかフロア移動は済ませたが、さて、問題は隠れ家に置いていた荷物の行き先である。生活必需品は場所を変えて活躍してくれるので問題はない。最後まで悩ましいかったのは手塚さんの本棚。これまでにも何度も住所を変えている。もう読まないかもしれないが、何故か手元に置いておきたい。きっと魂の成長に欠かせなかった栄養素だったからだろう。やはり私にとってはプライスレスな宝物だ。
2月16日の出来事。
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