2013年2月24日日曜日

ドラマをつくっているのは

江の島の夜は、あっと言う間に過ぎ去った。隣で寝ていたKM氏には騒音公害と言われてしまったが、深く熟睡。早起きしたので、後輩を激励がてらヨットハーバーをお散歩。見慣れた船型の大きなヨットが陸に上がっていた。朝で人気もなかったので、梯子を登り外側から見物。ありゃりゃ、どこかで見たような。そうです、初代Blueribbonそのものです。きくところによると、同じ図面を使い拡大させた相似形とか。名艇ここに現存す。KM氏は小さい本家の方を良く整備をした経験があるので船底を何度も撫でまわしていた。 やはり身体が覚えているようだ。一生忘れないかもね。KM氏は左へ、私は右へと別れた。別れのクラクション。思えばたった2日間のツーリングだったが1週間ぐらい一緒だったような気がする。昔からの仲間といると直ぐにタイムスリップできるから不思議だ。たった40数時間の間に1年分ぐらい笑った。それも腹を抱え、息が出来ないぐらい。笑顔は笑顔をもたらす。しばらくはいい顔でいられそう。
さて、次の使命は少しばかり難関。船の運営に関する相談で名人のロフトを訪問。名人が到着するとちゃんとネコちゃんがお出迎え。ご主人さまが解るとはたいしたものだ。生きてるものは無条件に可愛いね。立ち話しながら本題にはいった。陸か海かで揉めていたのだけど、結局海に浮かべることになったので、今後の対応について協議。というよりも色々とお説をうかがいにいった感じ。最後に言ったことがふるっていて、「君は、色々と人のことに気を遣い過ぎて混乱の種に火をつけている」とのこと。確かに、自分の周りにはどうしてドラマが多いのかって不思議に思ってたけど、実はドラマをつくっていた張本人は私でした。ヨット名人は、また人生の良き先輩でもありました。
一仕事終えて、今日の最終目的地、三崎へ。南へ下る道の両側は一面のキャベ畑。春キャベツの出荷が始まっていた。その名もキャベツ畑という小さな店で、シューを食べる。キャベツづくしが嬉しい。日曜日なので三崎周辺は観光客でいっぱい。横道にそれて、なだらかな起伏の小道をのんびりと走る。遠くに伊豆の山々、雄大な大島、左手は房総の先端が見える。南イングランドにも負けない景勝地だと思う。いつまで、この海をセーリング出来るのか。できるだけ長く続けたいものだ、それもいい仲間たちと。

2月24日の出来事

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