2013年2月21日木曜日

落ち込んでます

 まだ靴は履かない方がいいので、苦心して柔らかい靴を自作。100円ショップでシャワーキャップを買ってその上から被せた。これで足首を締め付けない外靴が完成。モンキー君で都心まで行くのは始めてのこと。早い流れに付いて行くのは恐い。やはり車と原付バイクでは制限速度が20kmも違うので混合交通となり危険度が増す。せめてあと10km制限速度を緩めてくれればいいのだが。混雑を避け、早朝に家を出たのには訳がある。KM町駅前の立ち食い蕎麦屋へ行くのが目当て。小1時間寒い中を飛ばし店の前に到着。あれ、定休日?いえ、テナント募集の張り紙が。えっ!!潰れちゃったんだ。お客の顔を見てから蕎麦やうどんを茹でる丁寧な
 仕事をしていたら、もう商売にならないのか。店主は私より若いが病気になったのではなければいいのだが。諦めてチェーン店のコーヒー屋でサンドイッチ朝食。同じ味で外れはないが、個性的で良心的な店がどんどんたたんでいくのが淋しい。絶滅危惧種を救う手はないのだろうか。
さて、元の赴任校に到着。今日は全国から2000人も集まる公開研究会。人混みの中で観衆に見守られながらやる授業は、考えてみれば異様なもの。古巣のアトリエはすっかり様変わり。隅っこに自分が置き忘れた あばたのビーナス がひっそりと。何回か石膏デッサンやったなあ。思いでの品なのだが、ここに居場所があれば
それはそれでありがたいこと。自然消滅しないことを祈ろう。
それよりも問題は廊下の棚である。どんどん、その数が減っていく。確かにみすぼらしいかもしれない。でも、子どもの制作中の作品を入れておく場所を確保しようと、コツコツと廃棄した棚を拾い集めた者にとっては、まるで我が身を切り取られたよう。中でも卒業する生徒と共に自作した棚には作った子のサインまであったのにい〜。消防法遵守もいいのだけれども。
午後の分科会でその怒りが爆発、途中までいいこと言ってたんですが、最後に口が滑ってしまった。一度口に出したことは戻らない。やはり人間性の問題かなあ。恥ずかしい限り。かなり落ち込んで最後の講演会場へ。高名な絵本作家の話は本当に良かった。そういう時は、反抗するのではなく常識を揺さぶれ。心にぐさっと刺さったコトバ。まだまだ修行が足りぬ。まあ、明日は明日の風が吹くか。また再出発しよう。
2月21日の出来事。

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