昨日は色々と憂鬱なことが多かったので、少し朝寝坊してしまった。
急いで荷造りして3拍4日のバイクツーリングへ出発。モンキー君がお見送り。親子のように大きさは違うが、リアのイタリー製バックは同じ。ヘルメットの大きさは変わらないからね。
友人との待ち合わせ場所は海が見えるデニーズ。高速を使いジャスト2時間で到着。友人はすでに食事を終えていた。さて、しゅっぱ~つ!
目的地伊東までは全部下道でノンビリとまいろうということに。ここで新兵器が活躍。インカムという無線通信機を互いのヘルメットに装着。100m以上離れてていても通常の声で会話が出来る。工事で混んでるから右に回るよ、街道の松並木きれいだね。そこまでは良かったが、困ったのはクシャミ。もう花粉が飛び始めているのか、時折、クシャン!自分はいいが、相手はたまったもんじゃない。生理現象にてごめんね。
海岸線をひた走り。潮風を胸一杯に吸い込むと何故か心が和む。
やはり生命は海から産まれたのだと思う。それにしても旧東海道はいい。車の流れは時速50kmぐらい。人間が緊張しない心地よいスピードだ。高速は疲れてしまう。身体の空間移動にとって適度なスピードというものがあるようだ。新幹線に乗ると疲れるのもそういう理由だろう。
真鶴で小休止。何人もシロクマ君に寄ってきて写真を撮らせてくれと言う。バイクが格好いい?のもあるだろうが、皆さまの関心はナンバープレートに。8888末広がり人気です。やはり今年はついているのだろうか。
色々と新しい出会いもあったし。
さて、真鶴半島を一回り。ミニワインディングロードが続く。右に左に続く連続コーナー。スピードは遅いがスリル満点。ステップに載せた足を一瞬浮かせる、そして曲がりたい方向へ足先を向ける、反対側の脚は自然な形でニーグリップ、タンクを倒す。バイクは面白いようにバンクし旋回し始める。少し肩を入れてやり、眼はコーナーの一歩先を。身体全体を使ってアイアンホースを操る楽しさを一度でも味わったら、もう四ツ輪なんておかしくて乗れない。少なくともパワーだけのスポーツカーは自分のガレージには要らないな。
左手に初島がくっきりと。海からみる色々な因縁がある島だが、陸から見下ろせば可愛い小島。ひょっこりひょうたん島を思い出す。海を外から眺めるのもいいもんだ。もうヨットもいらないかも。でも浮かべて寝泊り出来る船の魅力も捨てたもんじゃない。
今日の最終目的地に到着。立派なリゾートにビジネスホテル以下のお値段で泊まれるのも立派な先輩のおかげ。いい先輩はもつものだ。
夕食のメシヤ探しは鼻がきいた。カブや大根に始まる地の野菜、生ワカメ、山芋、口の中でとろけるムラサキイカなどを堪能。二人合わせて5000円はお値打ちだった。
禁酒令を勝手に解いて少し芋焼酎を頂きほろ酔い気分。次は、まだ存続してるか心配だったトリスバーへ。やった~、ありました。船のキャビンそっくりの店内に。マスターは若い御仁。あれ、経営者替った?安心してください。2代目が跡を継ぎました。控え目なお人柄。酒のことにも詳しい。良く勉強してるなあ。ここではシングルモルトを味わう。酒は呑むものではなく、五感で味わいたしなむものということが、ここへくれば良く解る。かかっている音楽の相乗効果もあって、気持は一瞬にして70年代にタイムスリップした。心地よい空間は眠気を誘う。退散してホテルへ。ヨット乗りのために、いつまでも続けて欲しいお店を見つけ、心は満たされた。大きなベットで手足を伸ばし就寝タイム。
2月22日の出来事。
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