さて、今日はツーリング2日目。朝はゆっくりと大人のペースで行動開始。友人のKM氏、すっかり昨晩のトリスバーのファンになったようで、東京からあの手のバーが消滅していくのを嘆いていた。同感、同感。
中年ライダーふたりは箱根を目指す。KM氏の娘さんから盛んにメールが入ってくる箱根は路面凍結するので止めろとのこと。心配してくれる娘さんがいるだけで羨ましい。網代で小雨、上を見上げれば黒い雲。確かに箱根は雪だろう。まあ、湯本まで行って考えることとするか。
トラブル発生!インカムで何か叫んでいるが雑音が多く聞き取れない。
ばさっつ!荷物が落ちた!!紐のくくりが緩くシートの荷物脱落。KM氏すかさず道路中央に落ちた荷物を果敢にも拾ってくれる。交通量が多かったら一発でアウトだった。もっと悪い事態はくくりつける紐がリアホィールに絡んでいたら・・・即転倒だった。
運が良かったとしか言いようがない最初のアクシデント。
裏道を進んで正解でした。再び発進するも、気が動転していて周りの景色が目に入らない。ひなびた茶屋もあったが停まる気力もなく素通り。やがてオジサンズは観光客で溢れかえる箱根湯本の街に到着。事前に調べておいた町営駐車場を探す。しまった、旧東海道へ入ってしまった。上り坂でのUターン、難易度Cです。よろけながら立ちゴケ寸前になりながもUターンに成功。ローダウンしてなかったら完全にアウトだった。一本路地を戻って入っていけば、土日限定の町営駐車場が見つかった。少し行きすぎるが、今度は平坦な場所だったので何なくUターンに成功。さて、次の難関は駐車場入り口のゲート。ボタンを押して発券。駐車券を口にくわえる。無事に駐輪成功。後ろをみればKM氏がもがいている。ああ!助けに行く間もなく立ちゴケ。見物人も交えて3人で750バイクを起こす。ここでもシロクマ君は優れた才能をみせた。ノークラッチの利点が最大限に発揮された。
お山にバイクで行くのを諦めて正解。登山電車に乗った途端に雪が舞い散る風景に。終点まで40分をゆっくりゆっくり登る。スイッチバックが新鮮。さて、小腹が空いたのでお豆腐屋さんへ。お豆の味を堪能。何も味をつけないのが一番。さて、今日のメインはガンバっている後輩の激励。どんな時でも「ごきげんよう」の挨拶に迎えられて校内展覧会場へ。伝統的な日本の教育を守りながらも新しいことに挑戦している素敵な小学校とみた。不意打ちを掛け、驚かしてやろうと抜きうちで訪れたが、ばったり後輩R子さんに遭遇。コトバが出ないほど感激してくれて、すでにウルウル状態。励ましのコトバ上手く言えなかったけど、こちらの気持は伝わったと思う。色々大変なことがあるみたいだけど、最後に見送ってくれたR子の笑顔は最高にキュートだった。頑張ってね!
帰りの登山電車は新型車両だったこともありスイスイ走って湯本に到着。カレーが美味いという画廊喫茶へ。うーん、じっくり煮込んでます。ユトリロがいっぱい掛っているが、本物?ちょと恐くて聞けなかった。
一路最終ゴール地の江の島へ。渋滞にはまると、眠気も襲ってきてドッと疲れが。中年ライダーにはこれぐらいの距離が適当かな。本当に夏に北海道まで行きつけるのか。まあ、何とかなるさ。
西から江の島入りするのは珍しかった。烏帽子岩を横目で眺め、最終アプローチ。懐かしい灯台が見えてきた。夕陽には十分余裕をもって間に合った。オジサンズのツーリングは小傷程度で無事に終了。明日からは自分のヨットのための小さな一人旅へと引き継がれる。
2月23日の出来事。
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