寒さも緩み、やわらかな日射しが感じられる朝。息子のお上がり?だった高齢スクーターは第2のオーナーの元へお嫁入り。磨き上げ、不良箇所は直し、電気もガソリンも満タンに。元気よく都心へ向かって出発。長年乗って愛着のある乗り物との離別は淋しいものだが、今度のオーナーは仲の良い元同僚。物理的な距離は少し離れているが、気持ちの上では近くにいるようで嬉しい。
古株去って新参者来る。今日はシロクマ君の初検診。日曜日なので下道で充分間に合うのだが、贅沢にも高速道路経由で都心へ。立ちゴケ対策として秘密兵器を購入、その取り付けもしてもらった。さらに体重に合わせてバネレートを1と1/2回転アップ。調整リング回すのは硬くて自分では出来ないそうだ。それで取説にも書いてないのだろう。さすがプロいい案配にリアの反応が良くなった。
整備が上がるのに2時間掛かるというのでランチ場所を探してお散歩。赤・黄・赤の3色籏が目に飛び込む。パエジャ専門店、これを見逃す手は無い。ちなみに看板にはパエリャとある。LLの発音をどうするかは大きな問題。スペイン本土はリャ、これは都会的で洗練された雰囲気。ジャというのは南米の発音。その中間のカナリア諸島はジャ、土臭くて人間味があるので、勿論私はジャのファン。さて、ここの店の良いところは雰囲気、値段も800円と妥当。エィエィエィエ〜、カンタイノヨーレス、ポルケ〜カンタンドー。久々にシェルトリンドを聴いた。カナリアの青い空を思い出すだけで不覚にも涙ぐんでしまう。やっぱり大きな忘れ物をしているなあ。生きてる間に取りにいけるのだろうか?さて、お味の方は、悪くない。もう少し塩を控えめにすれば・・・
でも決定的な減点対象はコメ。パサパサ感がゼロ、もちもちである。若いオーナー夫妻、それに気づいて改良してね。そうすれば通う価値ありとみた。場所はこんにゃくえんまの傍なので、いい客つきそうなのだが。
帰りがけに弟事務所再々訪。シロクマ君に興味をもって貰えたので試乗会を提供。悔しいことに弟は苦もなく足がペタッと着く。優性遺伝子を受け継いだのか、たった2年の違いで戦後の食糧事情が好転したのかは定かではない。中年ライダーがもう一人増えるかどうか、甥っ子の赤いベアーが産まれることを期待しよう。肝心の用事は税金の計算。良かった、今年も戻った。嬉しい。
2月17日の出来事。
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