壷の民宿は繁盛していて、ほぼ満室状態。そのほとんどが工事関係者。その肩書きを添えれば宿泊費が1000円安くなるメリットあり。自分はボロボロのツナギ着用だったので、黙っていても工事関係者割引してくれそう。1泊2食で、6300円なり。刺身3点盛り、マグロの胃袋湯引き、マグロのハツ煮込みが入ってこのプライスはコストパフォーマンス上々。予約が取りにくいのが難点か。
今日は、一人で船磨きの続編をコツコツとやるつもりだったが、後輩から頼まれた事は断れない。学連レースの運営お手伝いを急遽お引き受けした。朝早く起きて横浜へ。学連レースは関西勢を含めて5大学が参加。どこの大学も挨拶が立派。直立不動で、○○大学XX年生の誰々です、という挨拶は気持ちがいい。今の大学生が忘れてしまった大きな美徳かもしれない。
今日の役目は乗り換えの学生の運搬、5大学が参加しているのに船が4杯しかないのだ。従ってウエィティング要員の運搬がメインの仕事。それに加えてBO大のOB応援団をお乗せした。この連中がすこぶる面白かった。例えると、少年野球のコーチ役に入れ込む元甲子園願望球児といった具合。本来の主役の学生は二の次で、自分の青春を現役にぶつける無理難題連発。たしかに見ていれば現役のやることなすことが、心もとないことばかり。でも自分が現役の時はどうだったかなあ?何となく幸せにもヨットを続けていられているので今はぼんやり見えているだけで、当時は全く周りが見えていなかったというのが正解だろう。
しかしながらBO大OBの情熱はそういう言い訳を許さない迫力があった。ひとつひとつの所作に叱咤激励が飛ぶが、果たして若い現役にどこまで届いたか。でも、未だに熱くなれるシニアの情熱には賛同出来る。いっそ、余興でOB対抗戦でもしたら盛り上がるかも。それで現役がいつくかどうかは責任の限りだはないが。
レース運営は真面目に丁寧にやっていて好感がもてた。日射しのもとで真っ赤に日焼けし、疲れも出たがこの伝統を絶やしては行けないとも感じた一日だった。
3月16日の出来事。
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