今日は、夢の国のバスに乗った。乗ると「ハィ、ミッキーだよ」降りるときは「ありがとう!ミッキーです!」その声が現実離れしていていい。ディズニー魂ここにありでした。今日は4半世紀ぶりに再会した教え子の結婚式。久しくこのようなセレモニーには出てなかったので、戸惑うことばかり。新郎恩師というスピーチの重責付きだった。恩師とは普通何かその人の為になることをしてこそ、初めて恩師という肩書きが付くのだろうが、私には全くその覚えがない。それが証拠に同席したかつての教え子からは、昔の悪行を事細かに報告された。自分に都合が悪いことは全て忘れているのに困ったものだ。しばし懺悔タイムであるべきなのだが、この手のことは時効20年だるとレクチャーしてお茶を濁した。それにしても新郎氏を筆頭に教え子は皆立派に成長。不良教師の元からでも優秀な人材が育つ好例とみた。
さて、問題のスピーチは電子紙芝居で披露した。ぶっつけ本番だったので、上映効果が良くなく、逆にそれに救われた感があった。やれやれ。恒例行事であるが、お色直しの後新郎新婦は各テーブルを回る。蝋燭を点けて行く、いわゆるキャンドルサービスというやつである。 普通茶目っ気で蝋燭の芯を濡らしハラハラさせると思っていて、それをやろうとしたら、教え子連に、今時そんな馬鹿な事をする人はいませんと一喝されてしまった。アメリカングラフィティーの世界は終焉を迎えたのだろう。先生はつくづく昭和の人ですねとまで念をおされてしまった。極めつけは先生は思考や行動がスペイン人なので、日本の社会では軋轢がおおいでしょうね、とまで同情されてしまった。
久しぶりに会ったのに、良く解るな。さすが私の教え子。妙な感心の仕方をしてしまった。宴会のフィナーレは、新婦の親戚と思われる今風の若者のパフォーマンス。こりゃついていけないわ。時代は確かに移り変わっているようだ。迷惑を掛けない歳の取り方を目指さなくては。
3月23日の出来事。
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