2013年3月21日木曜日

ある春の日に

 暖かい日射しの中で一日が始まった。所用あって武蔵野線に乗る。滅多に来ない「むさしの号」八王子まで乗り換え無しの直行便。これは運がいい。いつもは山おじさん、山おばさまで満員なのだが、今日は彼岸なのでそういう元気者は少ないようだ。皆、墓参りに行くのだろう。
開店したての花屋さんの店先は、そういう用途の花束で溢れていた。そのうちのひとつを入手。ちょっと悲しい弔問へ。故人の写真を持参すべきかどうかで迷ったが、持っていかずに正解。写真をどう読み取るかは、それぞれの人の立場によって違うもの。
 どうも最近自分流を押し付けがち。歳をとったせいかなあ。
相手の気持ちを考える余裕をもたなきゃね。嫌われる老人にはならないように気をつけているのだが、そうはいかない事が多くて困ったもの。本当に反省してんのかな?
しばし、ご家族お方とお話などするが、失言レストランにならぬようコトバ少なめに心がけた。同席した中では私が一番の若手だったので、こういう時は気が楽だ。
さて、一旦戻って2番目の用事。4月から私のTAをしてくださる方との打ち合わせにシロクマ君で出かける。渋滞していても、ほぼ到着時刻が読めるのがありがたい。甘夏をどっさり背負い込んでも余ある荷物スペースもありがたい。都心の喫茶店で小1時間のミーティング、歩道に駐めたシロクマ君が見える席で歓談。おおよその粗筋は決まりやれやれ。新学期準備も滞りがち。日常を淡々とこなすクールさをもっと高めなくてはね。いくつになっても感情に流されがちで恥ずかしい。
3月20日の出来事。

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